共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2008年

タングステートを基盤とした新規な液相選択酸化反応系の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(スタートアップ)  若手研究(スタートアップ)

課題番号
19860029
体系的課題番号
JP19860029
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
3,115,000円
(直接経費)
2,710,000円
(間接経費)
405,000円
資金種別
競争的資金

中心元素がケイ素・ゲルマニウム・リンからなる新規二原子欠損型ポリオキソメタレート[γ-XW_<10>O34(H_2O)_2]^<n-> (X = Si, Ge, P)を新規に合成した。中心元素がケイ素である二原子欠損型ポリオキソメタレートは、過酸化水素 : 基質=1 : 1の量論条件下においても、過酸化水素を酸化剤とした種々のオレフィン類のエポキシ化反応やスルフィド類の酸素化反応に対して高い収率(87-99%)と高い過酸化水素利用効率(89-99%)を示すことを見出した。また、新規セレン中心二核ペルオキソタングステート[SeO_4{WO(O_2)_2}_2]^<2->を合成した。基質量に対して1当量の過酸化水素を酸化剤とした種々のホモアリルアルコール・アリルアルコール類のエポキシ化反応に対し高い活性を示し、対応するエポキシアルコールが高い収率で得られることを見出した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19860029/19860029seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19860029
ID情報
  • 課題番号 : 19860029
  • 体系的課題番号 : JP19860029