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2018年5月

【腹部の最新画像情報2018】 悪性リンパ腫による脾臓のpathologic ruptureに対し経カテーテル的動脈塞栓術が奏効した1例

臨床放射線
  • 中野 佑亮
  • ,
  • 扇 尚弘
  • ,
  • 出雲崎 晃
  • ,
  • 米田 憲秀
  • ,
  • 井上 大
  • ,
  • 南 哲弥
  • ,
  • 香田 渉
  • ,
  • 蒲田 敏文

63
5
開始ページ
569
終了ページ
573
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.18888/rp.0000000434
出版者・発行元
金原出版(株)

74歳男。1週間持続する左側腹部痛を主訴に前医を受診した。超音波検査で著明な脾腫大を指摘された。血液検査所見ではLDH、sIL-2Rが高値を示した。腹部CTでは著明な脾腫と造影早期相から後期相にかけて淡い造影効果を示すび漫性の低吸収腫瘤が描出された。腫瘤内部に血管貫通像、血管外漏出像を認めた。また、脾臓中極末梢側の造影不良域および両側の腋窩と鼠径部のリンパ節腫大を認めた。悪性リンパ腫に伴う脾破裂の疑いで当院を紹介受診した。緊急経カテーテル的動脈塞栓術にて止血と脾腫の改善が得られた。リンパ節生検、骨髄穿刺で濾胞性リンパ腫Grade 3B、CSIVと診断された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.18888/rp.0000000434