2007年1月
Pan-Asianism in Modern Japanese History: Colonialism, Regionalism and Borders『近現代日本史におけるアジア主義―植民地主義、地域主義、境界』
- 担当区分
- 共編者(共編著者)
- 出版者・発行元
- London and New York: Routledge
- 記述言語
- 英語
- 著書種別
- DOI
- ISBN
- 9780415372169
近年の東アジアの国際関係の変容において、地域統合と地域主義がますます重要視されている。この著書は、東アジアの地域秩序と地域アイデンティティー構築への歴史的発展を分析しつつ、アジア主義を現在のアジア地域主義・地域協力の一形態として考察する。
地域アイデンティティーの歴史的背景とその発展に重点をおきつつ、近年の地域主義の研究において多々欠けている史的次元を補完することを目指している。広い視野を取り入れるために、近年アジア主義の研究を進めている研究者の論文を通して、明治期のアジア主義から、戦時「大東亜共栄圏」の思想を経て、戦後の日本のアジア認識までが取り上げられている。この編著はサーラが企画担当し、2002年東京においてドイツ-日本研究所が開催した国際会議の成果として刊行されたものである。
地域アイデンティティーの歴史的背景とその発展に重点をおきつつ、近年の地域主義の研究において多々欠けている史的次元を補完することを目指している。広い視野を取り入れるために、近年アジア主義の研究を進めている研究者の論文を通して、明治期のアジア主義から、戦時「大東亜共栄圏」の思想を経て、戦後の日本のアジア認識までが取り上げられている。この編著はサーラが企画担当し、2002年東京においてドイツ-日本研究所が開催した国際会議の成果として刊行されたものである。
- ID情報
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- ISBN : 9780415372169
