MISC

2011年10月13日

求心性刺激を含むCPGの電子回路モデル設計製作

電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
  • 久保田 真仁
  • ,
  • 土門 立志
  • ,
  • 前田 義信
  • ,
  • 飯島 淳彦
  • ,
  • 市村 智康
  • ,
  • 林 豊彦

111
243
開始ページ
119
終了ページ
124
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

生体には多くのリズム現象が観察され,それらはCPGと呼ばれる脊髄のニューラルネットワークによって制御されていると考えられている.RybakらはHodgkin-Huxley型のニューロンモデルを用い,除脳ネコを用いた実験結果と合うようなCPGの数理モデルを構築した.さらにRybakらは伸筋や屈筋からの求心性刺激を含んだCPGモデルも構築した.そのモデルによって生じるリズムの解析や工学への応用を目的に,我々は電子回路モデルの構築を行い,実際にアナログ回路として実装しいくつかの現象の再現を試みた.その結果,電子回路モデルにおいても数理モデルと同様の現象を再現することができた.この電子回路モデルを用いることでソフトウェアを用いずにロボットの脚部制御を行ったり,リアルタイムでのシミュレーションが可能になると考えられる.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008900352
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060800
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110008900352
  • CiNii Books ID : AN10060800
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000014621974

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