2006年 - 2009年
モンゴル草原の人工構造物が絶滅危惧有蹄類の生息地を分断化する影響の評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
モンゴル周辺に生息し、長距離移動をする野生有蹄類のモウコガゼルおよびアジアノロバを対象として、モンゴル-中国国境およびモンゴル鉄道による生息地分断化の影響を、衛星追跡、衛星画像解析、現地調査等を用い検証した。その結果、鉄道と国境が両種の移動の障害になっていることが示された。本地域の長距離移動有蹄類の保全に向けて、現存・新規の鉄道・道路への動物移動用通路設置の必要性や、国際的協力の重要性が示唆された。
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- 課題番号 : 18255002
- 体系的課題番号 : JP18255002