MISC

2020年8月

アルコール性突然死の発症機構の解明 致死性不整脈の法医学的診断法の確立に向けて

BIO Clinica
  • 小澤 周二

35
9
開始ページ
66
終了ページ
68
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)北隆館

アルコール摂取は突然死の主要な危険因子とみなされているが、そのメカニズムはよく解っていない。法医実務においては、アルコール多飲者の突然死例をしばしば経験するものの、有意な所見が認められないことも多く、診断には苦慮するところである。著者らは、アルコール長期投与マウスモデルを用いて、アルコール性突然死、すなわち致死性不整脈の発症機構の解明を試みるとともに、その法医学的診断法の確立に取り組んできたので本稿により概説する。

ID情報
  • ISSN : 0919-8237
  • 医中誌Web ID : U717040015

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