2012年4月 - 2015年3月
チーク植林による生態系修復過程40年の検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 24405011
- 体系的課題番号
- JP24405011
- 配分額
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- (総額)
- 17,940,000円
- (直接経費)
- 13,800,000円
- (間接経費)
- 4,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
北タイのチーク植林について,GISによるマッピング,土壌環境評価,森林気象環境評価,植物生理生態評価の視点からチーク材生産に影響を与える環境要因を明らかにするとともに,生態系への影響やチーク林を放置した場合の生態系修復効果を検証した.チーク生育期となる雨季の土壌有効水分量が,チーク生育の最も重要な因子であることが明らかとなった.チーク材の生産と荒廃森林の修復や森林保全を両立させるには,土壌の水分保持・供給能に着目し,材生産林と高い多様度を達成するための保全林への新たなゾーニングを進めることが肝要であると考えられた.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 24405011
- 体系的課題番号 : JP24405011