基本情報

所属
都留文科大学 文学部 教授
立川日本語・日本語教育研究所 所長

研究者番号
90381053
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-5898-5725
J-GLOBAL ID
200901082398367760
researchmap会員ID
5000091603

外部リンク

専門は言語学(特に音声学・言語心理学)、日本語教育学、文化人類学、社会心理学、マンガ研究です。言語学では話者心理やコミュニケーション機能について分析しています。日本語教育に関しては、日本語学校で日本語教師養成課程を担当したことから関わるようになりました。現在は異文化コミュニケーション、多文化共生の観点から研究を進めています。

近年は、社会心理学の立場からギャンブル障害(ギャンブル依存)についても研究を行っており、特にギャンブル宣伝広告とギャンブル依存との関連について分析しています。ギャンブル障害は世間の関心が高いようで、行政や民間団体から有識者としての意見を求められることが多いのですが、研究をはじめたのは2012年からです。

人形浄瑠璃などの日本伝統文化なども文化人類学の立場から分析していますが、特に対象としているのは感情表現です。人形浄瑠璃は人工物で唯一「不気味の谷」を克服した存在です。人形遣いの所作をモーションキャプチャで採取して、義太夫や三味線とのインタラクション効果をAIを用いて分析していますが、その成果は、人と人、そして人とロボットのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たすと考えています。また、感情表現のデータをアニメーション技術に取り入れる研究も行っています。

マンガ・アニメーション研究そのものだけでなく、マンガ・アニメを使用した言語教育の教材開発を行っています。

担当授業では、日本語学・日本語(留学生対象)、日本語コミュニケーションだけでなく、教員不足の担当を回されることが多く、古典文学、国語教育を担当させられた経験があります。ここまでなら、同じ学科内の科目なのでわからないではないのですが、英語講読、心理学、社会学、文化人類学(民俗学)、プレゼンテーション論など他学科の科目を担当したこともあります。各分野の業績があり、英語論文も多いことからそうなるのですが、授業担当では、便利屋になっているとしか思えないことを経験してきました。

 


経歴

  1

主要な論文

  89

MISC

  10

書籍等出版物

  15

講演・口頭発表等

  22

所属学協会

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  9

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  22

メディア報道

  9