久城 育夫
クシロ イクオ (Ikuo Kushiro)
更新日: 2024/01/31
基本情報
- 所属
- 日本学士院 第2部第4分科(理学) 東京大学名誉教授
- 学位
-
理学博士(東京大学理学部)
- J-GLOBAL ID
- 200901015088195634
- researchmap会員ID
- 5000092243
1957年東大理学部卒、1962年同大学院博士課程修了、1962-1965年および1968-1969年米国ワシントンのカーネギー研究所・地球物理実験所フェロー、1971-1974年同所員、1974-1994年東大理学部教授、1990-1993年同理学部長、1993-1994年同副学長、1995-1999年岡山大学教授および同固体地球研究センター長,2001-2004年海洋科学技術センター・固体地球統合フロンテイア研究システム長、1995年東大名誉教授。1976年米国地球物理学連合フェロー、1983年米国科学アカデミー外国人会員、1993年日本学士院会員、1997年国際地球化学会フェロー、ヨーロッパ地球科学連合名誉会員およびロンドン地質学会名誉会員。
1960年代初めから主にマグマに関する基礎的な実験的研究を行ない、マグマの成因および性質の解明に寄与した。特に、水が存在する場合の地球の上部マントルの融解温度を初めて決定するとともに、水が存在するとシリカに富むマグマが生じることを明らかにし、日本列島のようなプレートの沈み込み帯におけるマグマの成因の解明に貢献した。またマントルで生じるマグマの圧力による組成変化を明らかにし、海洋底を形成する海嶺玄武岩マグマが比較的浅い (深さ25~40km)マントルで生じることを示した。マグマの性質の研究では、マグマ組成の液体の粘性が一定温度で圧力の増大に伴い低下することを発見した。これは水以外の液体としては初めての発見であった。また、マグマの組成と結晶する鉱物との関係について一つの規則を見出した。その他、高圧下における斜長石とカンラン石の反応の条件を初めて決定し、斜長石カンラン岩ースピネルカンラン岩および玄武岩ーエクロジャイトの相転移など、下部地殻・上部マントル物質の解明に貢献した。1969-1974年にはアポロ計画の主任研究者としてアポロ11号−17号の岩石の分析および実験を行い、月の玄武岩質マグマの成因および月のマグマオーシャンの固結過程の解明に寄与した。
1960年代初めから主にマグマに関する基礎的な実験的研究を行ない、マグマの成因および性質の解明に寄与した。特に、水が存在する場合の地球の上部マントルの融解温度を初めて決定するとともに、水が存在するとシリカに富むマグマが生じることを明らかにし、日本列島のようなプレートの沈み込み帯におけるマグマの成因の解明に貢献した。またマントルで生じるマグマの圧力による組成変化を明らかにし、海洋底を形成する海嶺玄武岩マグマが比較的浅い (深さ25~40km)マントルで生じることを示した。マグマの性質の研究では、マグマ組成の液体の粘性が一定温度で圧力の増大に伴い低下することを発見した。これは水以外の液体としては初めての発見であった。また、マグマの組成と結晶する鉱物との関係について一つの規則を見出した。その他、高圧下における斜長石とカンラン石の反応の条件を初めて決定し、斜長石カンラン岩ースピネルカンラン岩および玄武岩ーエクロジャイトの相転移など、下部地殻・上部マントル物質の解明に貢献した。1969-1974年にはアポロ計画の主任研究者としてアポロ11号−17号の岩石の分析および実験を行い、月の玄武岩質マグマの成因および月のマグマオーシャンの固結過程の解明に寄与した。
研究分野
1受賞
9-
2009年5月
-
2004年9月
-
2003年5月
-
2001年5月
-
1999年10月
-
1999年5月
-
1999年4月
-
1988年4月
-
1982年6月