宮縁 育夫

J-GLOBALへ         更新日: 18/10/03 19:17
 
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研究者氏名
宮縁 育夫
 
ミヤブチ ヤスオ
所属
熊本大学
部署
大学院先端科学研究部(理学系)
職名
准教授
学位
博士(理学)(鹿児島大学)
科研費研究者番号
30353874

プロフィール

わが国には111個の活火山が存在しており,幾度にもわたる激しい噴火活動によってさまざまな地形変化が発生するとともに,周辺地域の自然環境にも大きな影響を及ぼしています.また,火山周辺域では噴火活動終了後も長期間にわたって斜面崩壊や土石流などの自然災害が起こっています.こうした火山地域を対象に,フィールドワークを主体とした以下のような研究を行っています.

1. テフロクロノロジー(火山灰層序学)による火山噴火活動史の解明
2. 火山周辺域の環境変遷に関する研究
3. 火口湖をもつ火山の小規模噴火活動に関する研究
4. 斜面崩壊・土石流・岩屑なだれなど自然災害発生メカニズムの解明

私の研究は一つの狭い領域ではなく,火山学・地質学・地形学・水文学・生態学・考古学といった幅広い分野にわたっています.今後も多様な分野の研究者や技術者と協力して,火山とその周辺地域の環境変遷や自然災害をさまざまな視点でとらえる研究をめざします.

研究分野

 
 

経歴

 
2018年4月
 - 
現在
熊本大学 大学院先端科学研究部 准教授
 
2017年4月
 - 
現在
東京大学 地震研究所 客員准教授
 
2013年10月
 - 
現在
産業技術総合研究所 客員研究員
 
2009年9月
 - 
2018年3月
熊本大学 教育学部 准教授
 
2009年9月
 - 
2011年3月
総合地球環境学研究所 共同研究員
 

学歴

 
1990年4月
 - 
1992年3月
北海道大学 大学院農学研究科 林学専攻(修士課程)
 
1986年4月
 - 
1990年3月
北海道大学 農学部 林学科
 
1982年4月
 - 
1985年3月
大阪府立富田林高等学校  
 

委員歴

 
2018年7月
 - 
現在
日本火山学会  理事(編集委員長)
 
2017年11月
 - 
現在
気象庁  霧島山(新燃岳)総合観測班幹事
 
2016年7月
 - 
2018年6月
日本火山学会  編集委員
 
2013年4月
 - 
現在
公益財団法人阿蘇火山博物館久木文化財団  学術専門委員会委員
 
2012年6月
 - 
2013年12月
IAVCEI2013鹿児島大会組織委員会  IAVCEI2013鹿児島大会巡検部会委員
 

受賞

 
2005年10月
日本火山学会 論文賞 阿蘇火山における更新世末期,AT火山灰以降のテフラ層序
受賞者: 宮縁育夫, 星住英夫, 渡辺一徳
 

論文

 
Aka, F.T., Hasegawa, T., Nche, L.A., Asaah, A.N.E., Mimba, M.E., Teitchou, I., Ngwa, C., Miyabuchi, Y., Kobayashi, T., Kankeu, B., Yokoyama, T., Tanyileke, G., Ohba, T., Hell, J.V., Kusakabe, M.
Jornal of African Earth Sciences   141 49-59   2018年5月   [査読有り]
Oishi, M., Nishiki, K., Geshi, N., Furukawa, R., Ishizuka, Y., Oikawa, T., Yamamoto, T., Nanayama, F., Tanaka, A., Hirota, A., Miwa, T., Miyabuchi, Y.
Bulletin of Volcanology   80 42   2018年4月   [査読有り]
Miyabuchi, Y., Iizuka, Y., Hara, C., Yokoo, A., Ohkura, T.
Journal of Volcanology and Geothermal Research   351 41-56   2018年2月   [査読有り]
宮縁育夫,星住英夫
地学雑誌   126(5) 581-593   2017年10月   [査読有り]
Several volcaniclastic deposits discovered at the foot of the eastern wall of Aso caldera, central Kyushu, southwestern Japan, are divided into two types: lahar deposits (Lh1–Lh5 in descending order), which contain abundant subangular to subrounde...
Ohba, T., Ooki, S., Oginuma, Y., Kusakabe, M., Yoshida, Y., Ueda, A., Anazawa, K., Saiki, K., Kaneko, K., Miyabuchi, Y., Issa, Aka, F., Fantong, W., Ako, A., Tanyileke, G., Hell, J.V.
Ohba, T., Capaccioni, B. and Caudron, C. (eds) Geochemistry and Geophysics of Active Volcanic Lakes, Geological Society of London, Special Publications   437 177-184   2017年5月   [査読有り]
宮縁育夫
火山   62(1) 1-12   2017年3月   [査読有り]
Geshi, N., Miyabuchi, Y.
Bulletin of Volcanology   78 63   2016年9月   [査読有り]
宮縁育夫
地学雑誌   125(3) 421-429   2016年6月   [査読有り]
Miyabuchi, Y., Sugiyama, S.
Quaternary International   397 392-403   2016年3月   [査読有り]
Miyabuchi, Y., Maeno, F., Nakada, S.
Journal of Volcanology and Geothermal Research   302 242-256   2015年9月   [査読有り]

Misc

 
熊本大学教育学部(宮縁育夫)
火山噴火予知連絡会会報   121 244-247   2018年2月
宮縁育夫
地学雑誌   125(3) iii-vi   2016年6月   [査読有り]
火山斜面災害の特徴とその対策
宮縁育夫
基礎工   44(6) 34-37   2016年6月   [依頼有り]
宮縁育夫
西部地区自然災害資料センターニュース   54 3-4   2016年3月
阿蘇火山中岳で2014~2015年に噴出した火山灰粒子の形態
宮縁育夫,原千穂子
熊本市中学校理科研究会会誌   66 11-13   2016年3月

書籍等出版物

 
Volcanic Lakes, Advances in Volcanology
Shinohara, H., Yoshikawa, S., Miyabuchi, Y. (担当:共著, 範囲:Degassing activity of a volcanic crater lake: Volcanic plume measurements at the Yudamari crater lake, Aso volcano, Japan)
Springer-Verlag   2015年3月   
阿蘇カルデラの地域社会と宗教
宮縁育夫, 春田直紀 (担当:共著, 範囲:阿蘇カルデラの環境と地域史研究)
清文堂   2013年3月   
森林大百科事典
宮縁育夫 (担当:共著, 範囲:火山起源の災害)
朝倉書店   2009年8月   
猫岳子の阿蘇火山の本
宮縁育夫 (担当:共著, 範囲:中央火口丘の山々の特徴)
NPO法人阿蘇ミュージアム   2006年3月   
日本の地質増補版
渡辺一徳, 宮縁育夫 (担当:共著, 範囲:阿蘇火山)
共立出版   2005年8月   

講演・口頭発表等

 
阿蘇4火砕流初期の噴火推移
星住英夫・宮縁育夫・宮城磯治・下司信夫
日本火山学会2018年秋季大会   2018年9月28日   日本火山学会
阿蘇カルデラにおける最新の珪長質マグマ供給系の深度
宮城磯治・星住英夫・宮縁育夫
日本火山学会2018年秋季大会   2018年9月28日   日本火山学会
霧島火山新燃岳2018年噴火のテフラ量(その1)
及川輝樹・長井雅史・中田節也・田島靖久・宮縁育夫・嶋野岳人・三輪学央・入山宙・石塚治・川辺禎久・伊藤順一・前野深・長谷中利昭・川口允孝
日本火山学会2018年秋季大会   2018年9月26日   日本火山学会
霧島火山,2018年新燃岳噴火のEAI法による火山灰堆積量
田島靖久・中田節也・長井雅史・長谷中利昭・川口允孝・宮縁育夫・前野深・及川輝樹
日本火山学会2018年秋季大会   2018年9月26日   日本火山学会
霧島火山新燃岳2018年5月14日噴出物の分布と特徴
宮縁育夫
日本火山学会2018年秋季大会   2018年9月26日   日本火山学会
霧島火山新燃岳2018年溶岩の形状とその変化 SfM方式による地形計測の成果
千葉達朗・及川輝樹・佐々木寿・平川泰之・宮縁育夫・中田節也
日本火山学会2018年秋季大会   2018年9月26日   日本火山学会
Eruption history and magma systems of Nyos volcano, northwestern Cameroon
Hasegawa, T., Miyabuchi, Y., Kobayashi, T., Aka, F.T., Boniface, K., Issa, Nche, L.A., Fils, S., Kaneko, K., Ohba, T., Kusakabe, M., Tanyileke, G., Hell, J.
Cities on Volcanoes 10   2018年9月7日   
Post-caldera tephrostratigraphic framework of Aso Volcano, southwestern Japan
Miyabuchi, Y.
Crossing New Frontiers, INTAV International Field Conference on Tephrochronology “Tephra Hunt in Transylvania”   2018年6月27日   International Focus Group on Tephrochronology and Volcanism (INTAV)
Luthfian, A., Toramaru, A., Miyabuchi, Y.
日本地球惑星科学連合2018年大会   2018年5月24日   日本地球惑星科学連合
Suhendro, I., Toramaru, A., Miyabuchi, Y., Miyamoto, T.
日本地球惑星科学連合2018年大会   2018年5月24日   日本地球惑星科学連合

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
火山噴火の予測技術の開発 「噴火履歴調査による火山噴火の中長期予測と噴火推移調査に基づく噴火事象系統樹の作成」
文部科学省研究開発局: 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト
研究期間: 2016年11月 - 2025年3月    代表者: 中川光弘
テフラで構成される斜面の崩壊現象に関する層序学的・歴史学的研究
日本学術振興会: 科学研究費補助金基盤研究(C)
研究期間: 2015年4月 - 2019年3月    代表者: 宮縁育夫
2016年熊本地震によって発生した斜面災害の火山地質学的研究
東京地学協会: 熊本地震関連緊急研究・調査助成金
研究期間: 2016年8月 - 2017年5月    代表者: 宮縁育夫
カメルーン火口湖ガス災害防止の総合対策と人材育成
科学技術振興機構: 地球規模課題対応国際科学技術協力事業
研究期間: 2011年4月 - 2016年3月    代表者: 大場 武
阿蘇カルデラ周辺域における草原の歴史と成立要因の解明
日本学術振興会: 科学研究費補助金基盤研究(C)
研究期間: 2011年4月 - 2015年3月    代表者: 宮縁育夫

社会貢献活動

 
西合志図書館天文台指導員
【助言・指導】  合志市西合志図書館天文台  2008年4月1日 - 現在
第11回日本地学オリンピック大会地区コーディネーター
【運営参加・支援】  地学オリンピック日本委員会  2018年7月11日 - 2018年12月31日
夏休み星空教室講師
【講師】  合志市西合志図書館  2018年8月2日
第10回日本地学オリンピック大会地区コーディネーター
【運営参加・支援】  地学オリンピック日本委員会  2017年7月1日 - 2017年12月31日
阿蘇ガイド養成講座講師
【講師】  阿蘇ガイド養成講座実行委員会  2017年10月21日