基本情報

所属
自然科学研究機構 生命創成探究センター 助教
(兼任)基礎生物学研究所 助教
総合研究大学院大学 助教

J-GLOBAL ID
200901079068657893
researchmap会員ID
5000092635

 脊椎動物のロコモーションを制御する神経回路の解明を目的として、ゼブラフィッシュを材料に研究を行っている。ゼブラフィッシュは脊椎動物の中では比較的単純な神経回路を持つので、基本的な回路を解析するのに適している。神経回路を構成する様々なニューロンを転写因子の発現で種類分けし、それぞれのタイプのニューロンのロコモーションにおける役割を解析している。得られた結果は、哺乳類で同様の転写因子を発現するニューロンと比較することができる。
 CRISPR/Cas9によるゲノム編集を用いたノックインフィッシュの簡便な作製法を確立し、特定のタイプのニューロンに蛍光タンパク質や光遺伝学的ツールなどを発現させたトランスジェニックフィッシュを多数作製している。これらの魚を利用して、特定の種類のニューロンの電気生理学的解析やイメージング、機能操作を行い、ゼブラフィッシュの遊泳行動を制御する神経回路の解明に取り組んでいる。


論文

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MISC

  6

書籍等出版物

  2
  • 平田, 普三 (担当:分担執筆, 範囲:第11章 遺伝子ノックイン(東島眞一・木村有希子))
    朝倉書店 2020年11月 (ISBN: 9784254171730)
  • 三輪佳宏編 (担当:分担執筆, 範囲:3章4 ゼブラフィッシュの蛍光イメージング(木村有希子;佐藤千恵;東島眞一))
    羊土社 2007年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8