2013年4月 - 2015年3月
軟骨特異的蛍光X線デュアルプローブを用いた中小動物関節軟骨画像評価システムの確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
中小動物の関節軟骨病変の進行を鮮明に評価できるin vivo用蛍光・X線デュアルプローブの創出を目的として研究を行った。特に、X線プローブの要件としてヨウ素を含む化合物分子量がなるべく小さく、かつ軟骨プロテオグリカン結合性を担保させなければいけない。そのために、軟骨標的化部分をε‐リジンオリゴマーとした。同造影剤の軟骨造影能力をラット膝関節を用い、ex vivoマイクロCTにより評価した。その結果、Ke4-TIBがラットOAモデル膝関節軟骨基質の減少を高解像度で画像化し、X線密度低下として数値化することができた。軟骨のX線in vivoイメージングの可能性を示すことができた。
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- 課題番号 : 25670648
- 体系的課題番号 : JP25670648