2012年4月 - 2015年3月
東日本大震災の災害地理学的検証-「想定外」回避のためのハザード評価手法の再検討-
日本学術振興会 科学研究費助成授業 基盤研究(A)
- 課題番号
- 24240114
- 体系的課題番号
- JP24240114
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 47,190,000円
- (直接経費)
- 36,300,000円
- (間接経費)
- 10,890,000円
- 資金種別
- 競争的資金
東日本大震災の多様性と地域性の問題の解明は、第一級の災害地理学的課題である。本研究は津波と液状化について、①災害の分布と発生要因を精査し、②その地理分布を俯瞰的に類型化し、③今後の災害予測や被害軽減のあり方を検討した。また、④既存のハザードマップを総合的に検証し、⑤地形地質等の土地条件の適切な考慮によるハザードマップの改良法を提言した。さらに、⑥ハザードマップにリアリティを持たせるための3D化を検討し、防災地理教育への展開を図った。こうした成果は地学雑誌特集号および、書籍(「防災・減災につなげるハザードマップの活かし方」岩波書店)に集約された。
- ID情報
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- 課題番号 : 24240114
- 体系的課題番号 : JP24240114