2013年4月 - 2016年3月
マクロファージの活性化と機能的多様性の解析-M1/M2パラダイムを超えて
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
明細胞腎癌においてM2型腫瘍随伴マクロファージ(M2-TAM)が腫瘍細胞の幹細胞性の維持に重要な役割を果たす事を示した。成人T細胞白血病/リンパ腫ではCD163陽性M2-TAMのみが患者予後と関係し、CD163陽性M2-TAMとCD204陽性M2-TAMの機能に違いがあることを示した。
大腸癌や悪性黒色腫の所属リンパ節のCD169陽性洞マクロファージ数と腫瘍中のCD8 陽性T細胞数に正の相関がみられ、CD169陽性マクロファージが抗腫瘍免疫に関与する事を示した。
マクロファージのM2活性化を抑制し腫瘍増殖を抑制するコロソリン酸は、細胞間相互作用におけるStat3の活性化抑制によって作用を発揮する。
大腸癌や悪性黒色腫の所属リンパ節のCD169陽性洞マクロファージ数と腫瘍中のCD8 陽性T細胞数に正の相関がみられ、CD169陽性マクロファージが抗腫瘍免疫に関与する事を示した。
マクロファージのM2活性化を抑制し腫瘍増殖を抑制するコロソリン酸は、細胞間相互作用におけるStat3の活性化抑制によって作用を発揮する。
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- 課題番号 : 25293089
- 体系的課題番号 : JP25293089