Presentations

Sep, 2009

大学生の性意識に基づく性教育プログラムの開発

第47回全国大学保健管理研究集会
  • 増井晃 嘉喜恵 ほか4名

Language
Japanese
Presentation type
Poster presentation
Venue
北海道大学

近年、10代後半から20代前半における性感染症や望まない妊娠の増加が問題視されている。一方、実際に性行動が活発化する大学生に対する性教育は、中高生と比較しても十分とは言えない状況にある。そこで、大学生の性知識や性教育に対するニーズを調査し、有効な性教育プログラムの開発に向ける基礎資料を作成することを目的とした。大学で性教育を実施する場合は、指導内容に応じて「主体者」「実施形式」「人数選択」等を柔軟に組み合わせることにより、教育効果を一層高められることが示唆された。さらに、学生が「悩み」「知りたい」性の知識内容と、教員が「必要と考える」性知識の内容には若干の乖離が想定され、これらについてはさらに検討の必要がある。