2011年11月
自由教育実践校と不登校のかかわりに関する研究-私立A中学・高校の教員への面接調査を中心として-
第12回日本生徒指導学会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 開催地
- 香川大学
自由教育実践校において、どの様な要因により不登校の成長や回復が図られるのかを明らかにする目的で、私立A中学・高校の教員へ面接調査を行った。データの分析は、修正版グラウンデッド・セオリーにより行った。その結果、24の概念と【学校の教育理念の反映】、【教員の姿勢】、【教員のかかわりの基本】、【授業における工夫】、【クラスの優位性を生かす】、【保護者との相互支援】、【学校外の資源】の7つのカテゴリーが生成された。自由教育実践校で不登校の成長や回復が促される要因として教育理念は大きい。一方で。教員のかかわりや姿勢など他校で応用可能な対応や視点も確認された。