講演・口頭発表等

2011年12月

小学校高学年の睡眠覚醒リズムと睡眠の質 -睡眠調査票を用いた実践から-

第40回新潟県学校保健学会
  • 倉知優美子
  • ,
  • 大塚純子
  • ,
  • 増井晃

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
開催地
長岡ホテルニューオータニ

睡眠医学の領域では、睡眠障害(特に睡眠覚醒リズム障害)の診断や治療効果測定に睡眠表が用いられている。我々は、睡眠覚醒リズムの把握だけでなく、覚醒状況や日中の眠気など睡眠の質に関する主観的指標を加えた睡眠調査票を高学年の児童に実施し、各自が自分に適した睡眠のとり方を考える取り組みを行った。従来とは違う視点で睡眠を捉え、自らのデータを基に学習する機会が提供できたと考える。よりよい睡眠を確保するためには、平日と休日の睡眠時間の差、あるいは平日の中で曜日による睡眠時間の差を正すことも一つの方法である。子どもたちが一律に「睡眠調査票のでこぼこをなくす」という目標を設定する前に、何故差が生まれるのか考えること、睡眠不足を解消する手段として休日の過眠が生じること、そのため普段から睡眠不足にならないことが結果的に規則性を回復させること、などを指導して行く必要がある。