基本情報

所属
旧所属 玉川大学 リベラルアーツ学部 リベラルアーツ学科 教授
学位
神学修士(関西学院大学大学院神学研究科)

J-GLOBAL ID
200901010393451711
researchmap会員ID
5000095867

私の研究分野は歴史神学(キリスト教史)であり、特に16世紀のスペイン人修道士バルトロメー・デ・ラス・カサスの先住民擁護活動とその基軸となった神学思想(特に布教論)の意義をフランシスコ・デ・ビトリア等の同世代のスペイン神学者の思想と比較検討しながら、学会にも関わりながら研究している。私の研究の根源的な問いは、「銃と十字架」、つまり戦争と布教が当時のスペインの中でなぜ併存し得たのかという点にある。またこの研究はキリスト教神学にとどまらず、法制史や文化人類学の領域まで及んでいる。ラス・カサスの場合、キリスト教の枠内からスペインの一部の神学者に見られたヨーロッパ中心主義に異議を唱え、蔑視されていた先住民の人権と文化的価値を擁護した。彼はその際、当時の中南米の歴史的文脈の中でスコラ神学を捉え直す方法を用いた。ラス・カサスの思想は、自国優先主義や経済先進国主導のグローバリズムが影響力をもち、未だ軍事的侵略が行われる現代世界にあって被抑圧者の視点から問いを投げかけている。


研究キーワード

  1

学歴

  3

論文

  20

MISC

  24

講演・口頭発表等

  30