2008年4月
氷水搬送方式を用いた地域冷房に関する基礎的研究 第二報 搬送最大IPF及び配管内直接熱交換について
空気調和・衛生工学会論文集
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- 巻
- 号
- No.133 2008年4月 p27~p35
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 空気調和・衛生工学会
本研究は,ブロックアイスの熱的有効性の検証を目的に,焼結回避の条件と搬送熱量の増大化について検討し,また具現化に必要な設計用数値データの提供を目的に,ブロックアイスと水との熱交換速度について検討した.その結果,ブロックアイスを水中に没することで焼結を回避でき,配管内最大氷充填率約50%においても搬送可能であることを実証した.また実測した熱交換速度から,地域主配管内での負荷処理速度予測が可能であることを確認した.