2008年5月15日
赤ヌカからの機能性食品素材の開発
日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan
- 巻
- 103
- 号
- 5
- 開始ページ
- 321
- 終了ページ
- 326
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.6013/jbrewsocjapan1988.103.321
- 出版者・発行元
- Brewing Society of Japan
赤ヌカは醸造副産物として産生されるだけでなく, 飯米精米に伴っても大量に排出される我が国の重要なバイオマス資源である。本稿では, この赤ヌカを機能性食品素材として有効に活用するための検討結果を紹介していただいた。赤ヌカを酵素分解し, その後に酵母で発酵させることにより, ヘミセルロースの分解物であるキシロースやアラビノースが濃縮され, 血糖値上昇防止効果やアレルギー低減効果などが確認されている。赤ヌカを用いた機能性食品の開発向けて, 興味深い研究結果である。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.6013/jbrewsocjapan1988.103.321
- ISSN : 0914-7314
- CiNii Articles ID : 10021180349
- CiNii Books ID : AN10034389