MISC

2015年6月

【慢性炎症制御による加齢関連疾患治療の展望】 代謝ストレスによる慢性炎症の制御機構

別冊Bio Clinica: 慢性炎症と疾患
  • 蜂屋 瑠見
  • ,
  • 菅波 孝祥
  • ,
  • 小川 佳宏

4
2
開始ページ
73
終了ページ
78
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)北隆館

飽和脂肪酸は、メタボリックシンドロームの病態基盤となる「脂肪蓄積」と「慢性炎症」を繋ぐ代表的な代謝ストレスである。我々は最近、飽和脂肪酸を含む種々の代謝ストレスにより転写因子Activating Transcription Factor 4(ATF4)が活性化し、4型Toll様受容体(TLR4)経路と相互作用して、細胞内の炎症制御に関わることを見出した。本稿では、我々のデータをもとに、代謝ストレスによる慢性炎症の制御機構について概説する。(著者抄録)

ID情報
  • 医中誌Web ID : 2015285151

エクスポート
BibTeX RIS