海老根龍介 (Ryusuke EBINE) - マイポータル

基本情報

所属: 白百合女子大学文学部フランス語フランス文学科教授

学位: 文学博士(パリ第四大学（Université de Paris IV）)
文学修士(東京大学)

研究者番号: 40439500
J-GLOBAL ID: 200901072819453054
researchmap会員ID: 5000104429

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / ヨーロッパ文学 /

経歴

学歴

1996年 - 2005年

パリ第四大学（Université de ParisIV）, 文学部, フランス文学・比較文学科博士課程
1994年 - 2004年

東京大学大学院, 人文社会系研究科, 欧米系文化研究専攻フランス語フランス文学専門分野
1989年 - 1994年

東京大学, 文学部, フランス語フランス文学科

委員歴

2015年3月 - 2016年3月

日本フランス語フランス文学会, 関東支部代表幹事
2011年5月 - 2015年5月

日本フランス語フランス文学会, 編集委員
2014年3月 - 2015年3月

日本フランス語フランス文学会, 関東支部大会開催校代表幹事
2008年5月 - 2009年5月

日本フランス語フランス文学会, 常任幹事（会計・会員情報）
2007年5月 - 2008年5月

日本フランス語フランス文学会, 広報委員
2006年4月 - 2008年3月

日本フランス語フランス文学会, 関東支部会計担当幹事

論文

「呼び戻される幼年期ーボードレール『玩具のモラル』をめぐって」

海老根龍介

『仏語仏文学研究』（東京大学仏語仏文学研究会） (55) 151-162 2022年査読有り
L'esthétique de la foule chez le dernier Baudelaire

Ryusuké Ebiné

L'Année Baudelaire (Honoré Champion) (23) 147-157 2020年査読有り
「外国語教育における『高大連携』の可能性２ ― 『フランス語サマースクール』：協同的教育環境における受講者の不安の解消」

大塚陽子、海老根龍介、小川実優、中井珠子、善本孝

『白百合女子大学研究紀要』 (55) 89-116 2019年
「外国語教育における『高大連携』の可能性－『高校生のためのフランス語サマースクール』カリキュラム開発と実施」

大塚陽子, 海老根龍介, 小川実優, 中井珠子, 善本孝

『白百合女子大学研究紀要』 (54) 61-83 2018年
Tsuguo Ando et la littérature française

Ryusuké Ebiné

AmeriQuests 13(1) 17-20 2017年査読有り
「子供・感受性・秩序ー後期ボードレールの美学と存在論」

海老根龍介

『仏語仏文学研究』（東京大学仏語仏文学研究会） (49) 305-320 2016年査読有り
「拡散する悪－『パリ劇壇艶事秘話』と1840年代のボードレール」

海老根龍介

『白百合女子大学研究紀要』 50(50) 23-42 2015年
「産業的進歩の時代の文学－第２期『パリ評論』研究のための予備的覚書」

海老根龍介

『白百合女子大学研究紀要』 (47) 43-59 2011年
Baudelaire et le progrès industriel : un débat littéraire dans les années 1850

Ryusuké Ebiné

L'Année Baudelaire (Honoré Champion) (13) 91-118 2011年査読有り
「『編集長精神』の時代の文学ーボードレールとジャーナリズム」

海老根龍介

『フランス近代詩とジャーナリズム』（平成17-18年度科学研究費補助金による研究成果報告書研究課題番：17520149 研究代表者：中地義和（東京大学）） 9-28 2007年招待有り
「挑発とカムフラージュ－ボードレールの『反レアリスム』」

海老根龍介

『文学』岩波書店 2007年11・12月号 8(6) 163-173 2007年招待有り
「美学の倫理化か、倫理の美学化かーボードレールの『モデルニテ』再考」

海老根龍介

『白百合女子大学研究紀要』 (42) 43-76 2006年
「革命と悪－ボードレールの1848年」

海老根龍介

『仏語仏文学研究』（東京大学仏語仏文学研究会） (32) 53-79 2005年査読有り
「写真・レアリスム・想像力－後期ボードレール美学の一断面」

海老根龍介

『仏語仏文学研究』（東京大学仏語仏文学研究会） 23(23) 29-51 2001年査読有り
「進歩と旅－マクシム・デュ・カンとボードレール」

海老根龍介

『仏語仏文学研究』（東京大学仏語仏文学研究会） (17) 83-117 1997年

MISC

「『新しさ』と『古さ』をめぐる言説ー日本におけるボードレール死後100年」

海老根龍介

『季刊びーぐる』 (53) 32-35 2021年10月
項目「都市とボヘミアン文化」

横浜国立大学都市科学部編

『都市科学事典』 858-859 2021年
解説 / ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』（高野優訳）光文社古典新訳文庫

海老根龍介

770-796 2018年
「二人のボードレール読みの死ーイヴ・ボヌフォワとピエール・パシェ」

海老根龍介

『クロニカ』（白百合女子大学キリスト教文化研究所） (36) 4-5 2016年
書評 / 澤田肇, 吉村和明, ミカエル・デプレ編『テオフィル・ゴーチエと19世紀芸術』

海老根龍介

『ソフィア』 61(2) 85-87 2014年招待有り
「優しく暖かな悲しみの世界－キティ・クローザーの絵本をめぐって」

海老根龍介

Lilia Candida (43) 29-35 2012年
「詩を告発する詩－バフチンとボードレール」

海老根龍介

『バフチン研究会報告論文集－英米文学およびフランス文学と発達心理学を架橋する批判的言語基盤の開発』 2-13 2009年
翻訳 / サミュエル・ベケットあるいは文体の揶揄

ジュリアン・ピア

『文学と笑い』（星埜守之・井上隆史編）弘学社 9-24 2007年
「頽廃と自由－阿部良雄をめぐって」

海老根龍介

『水声通信』水声社 2007年6月号 146-152 2007年招待有り

書籍等出版物

『ボードレール詩と芸術』

中地義和編 (担当:共著, 範囲:「日本文学の近代化とボードレールー中村光夫・河上徹太郎・小林秀雄の場合」)

水声社 2023年
『日常の中の聖性』

白百合女子大学キリスト教文化研究所編 (担当:共著, 範囲:「有限の詩学ーイヴ・ボヌフォワのボードレール論をめぐって」)

教友社 2021年
『仏検公式ガイドブックセレクション準２級』

(担当:監修)

公益財団法人フランス語教育振興協会（APEF）〔発売：駿河台出版社〕 2020年
『CORRESPONDANCES コレスポンダンスー北村卓教授・岩根久教授・和田章男教授退職記念論文集ー』

(担当:共著, 範囲:「ボードレールと『ボエーム』再考」)

朝日出版社 2020年
『2019年度版仏検公式ガイドブック傾向と対策＋実施問題準2級』

金澤忠信, 海老根龍介, 林千広 (担当:共著, 範囲:189－229)

公益財団法人フランス語教育振興協会（APEF）［発売：駿河台出版社］ 2019年
『引用の文学史－フランス中世から20世紀文学におけるリライトの歴史－』

篠田勝英, 海老根龍介, 辻川慶子 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「序文」、「リライトと寓意の多層性－ボードレール「お菓子」再読」)

水声社 2019年
『長編小説の扉』

井上隆史 (担当:共著, 範囲:「エミール･ゾラ『ジェルミナール』と全体性」)

弘学社 2018年
『芸術におけるリライト』

海老根龍介, 辻川慶子 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「はじめに」)

弘学社 2016年
『文学と悪』

越森彦 (担当:共著, 範囲:「シャルル・ボードレールと悪の問題」)

弘学社 2015年
『語学・文学研究の現在II』

室城秀之 (担当:共著, 範囲:「美の追求の意味するものー 1850年代のボードレール」)

弘学社 2012年
『異文化の中の日本文学』

福田耕介, 海老根龍介 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「安東次男と異文化の文脈」)

弘学社 2012年
『白百合で学ぶフランス文学』

福田耕介, 海老根龍 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「まえがき」、「プレヴェールの『朝の食事』とアポリネールの『ミラボー橋』」)

弘学社 2011年
Baudelaire et les formes poétiques

Yoshikazu NAKAJI (担当:共著, 範囲:"Baudelaire et l'école réaliste : la liberté créatrice et son danger")

Presses universitaires de Rennes 2008年
『人間と動物をめぐるメタファー』

朝日由紀子 (担当:共著, 範囲:「泥濘の中の白鳥、『進歩』の時代の英雄と詩人」)

弘学社 2008年

講演・口頭発表等

Unité et fragmentation chez Baudelaire

Ryusuké Ebiné

Le romantisme et la littérature du Second Empire (Université Rikkyo) 2023年3月8日
「日本におけるボードレール」

海老根龍介

日仏シンポジウム「ボードレールー詩と芸術ー芸術照応の魅惑５」（日仏会館） 2022年6月19日
「日本におけるボードレール死後100年ー「古さ」と「新しさ」をめぐる言説ー」

海老根龍介

日本フランス語フランス文学会2021年度春季大会ワークショップ「ボードレール（から）の越境」（上智大学（オンライン）） 2021年5月23日
「断片と統一ーボードレールにおける美学と社会観」

海老根龍介

「フランスロマン主義の歴史的展開についての研究ー文学・政治・美学ー」第5回研究会（オンライン） 2021年3月6日
「『幼年期』をめぐるリライトールソーとボードレール」

海老根龍介

公開シンポジウム「引用の文化史ーフランス中世から20世紀文学における書き直し（リライト）の歴史」（白百合女子大学） 2018年3月23日
Reconsidérer l'enfance" baudelairienne : esthétique et philosophie de la foule chez le dernier Baudelaire

Ryusuké Ebiné

Baudelaire 150 ans après (Tokyo University) 2017年5月28日招待有り
「詩と聖性？：愛・芸術・売春ーボードレールをめぐって」

海老根龍介

「日常の中の聖性」第2回研究会（白百合女子大学キリスト教文化研究所） 2017年2月28日
Ando Tsuguo et la littérature française

Ryusuké Ebiné

Cultural Modernism IV : Baudelaire in Japan (Venderbilt University, Nashville) 2015年11月5日招待有り
「ボードレールにおける芸術とモラル」

海老根龍介

日本フランス語フランス文学会2015年度秋季大会ワークショップ「文学と悪とモラル」（京都大学） 2015年11月1日
「『進歩』の時代の芸術とモラルーボードレールの散文詩を読む」

海老根龍介

講座「知の散歩道」（杉並区中央図書館） 2009年11月21日
「ボードレールと叙事詩」

海老根龍介

日本フランス語フランス文学会2006年度秋季大会ワークショップ「トランスポジション・ボードレール」（岡山大学） 2006年10月29日
「もう一つの美術史ーボードレールと19世紀フランス絵画」

海老根龍介

北九州市立美術館 2006年8月8日
「ボードレールと二つのレアリスム－『ボヴァリー夫人』論を手がかりに－」

海老根龍介

日本フランス語フランス文学会2005年度春季大会（立教大学） 2005年5月29日

所属学協会

日本フランス語フランス文学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

フランス・ロマン主義の歴史的展開についての研究――文学、政治、美学

日本学術振興会科学研究助成基金 2020年 - 2023年

菅谷憲興, 数森寛子, 真野倫平, 片岡大右, 海老根龍介, 山崎敦, 中島太郎, 辻川慶子
引用の文化史ーフランス中世から20世紀文学における書き直し（リライト）の歴史

日本学術振興会科学研究助成基金 2015年4月 - 2019年3月

篠田勝英, 海老根龍介, 辻川慶子, 越森彦, 福田耕介
フランス第2帝政期における技術革新と文学

日本学術振興会科学研究助成基金 2009年4月 - 2012年3月

篠田勝英, 海老根龍介