2008年 - 2009年
糖尿病網膜症モデルにおける白血球接着分子LFA-1, Mac-1の機能解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 20791277
- 体系的課題番号
- JP20791277
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は、糖尿病網膜症モデルであるストレプトゾトシン(STZ)誘発糖尿病マウスにおいて接着分子ICAM-1のcounter-receptor LFA-1、Mac-1の接着機能が亢進するか否かを検討することである。結果として、LFA-1、Mac-1の機能亢進と考えられる現象は認められなかった。一方、P-selectinのcounter-receptorであるPSGL-1の機能亢進と考えられる現象が認められた。本検討結果は、糖尿病のような慢性炎症によっても白血球接着分子PSGL-1の機能亢進が生じる可能性を示唆していた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 20791277
- 体系的課題番号 : JP20791277