2017年4月 - 2019年3月
バイオフィルムを取り巻く創傷環境の解明および制御効果の高い治療法の開拓
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
慢性創傷にはバイオフィルムが関与していることは広く知られるようになってきているが、全ての慢性創傷にバイオフィルムを認めるわけではない。
本研究にて、慢性創傷においてバイオフィルムを調べたところ、33%の創傷でバイオフィルム形成を認めた。加えて、虚血状態においてはバイオフィルム形成が阻害されること、バイオフィルム形成には好中球が関与することを明らかにした。各種バイオフィルムに対する治療法の中で洗浄型局所陰圧閉鎖療法(NPWT-id)がバイオフィルム形成を効果的に阻害することが明らかとなった。
本研究にて、慢性創傷においてバイオフィルムを調べたところ、33%の創傷でバイオフィルム形成を認めた。加えて、虚血状態においてはバイオフィルム形成が阻害されること、バイオフィルム形成には好中球が関与することを明らかにした。各種バイオフィルムに対する治療法の中で洗浄型局所陰圧閉鎖療法(NPWT-id)がバイオフィルム形成を効果的に阻害することが明らかとなった。
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- 課題番号 : 17K17009
- 体系的課題番号 : JP17K17009