2019年10月
『パブリック・ヒストリー入門—開かれた歴史学への挑戦—』「〈ありのままの事実〉を支えるもの―近代日本における歴史実践の多様性—」
- 担当区分
- 共著
- 担当範囲
- p.69-134
- 出版者・発行元
- 勉誠出版
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 学術書
歴史部分の編集と、理論編「〈ありのままの事実〉を支えるもの―近代日本における歴史実践の多様性—」を担当した。近代歴史学による歴史叙述のほかに、他の理論によって〈実証主義〉的に記述された歴史の具体相を示し、かつそれらが現実を変えようとする歴史実践の性格を帯びていたことから、ヒストリカル・パスト/プラクティカル・パストの峻別は意味がなく、前者は後者に包括されることを述べた。