基本情報

所属
獨協大学 経済学部 経営学科
学位
博士(経済学)(九州大学)
修士(経済学)(九州大学)

研究者番号
50435096
J-GLOBAL ID
200901082428361843
researchmap会員ID
6000000861

外部リンク

 私の現在の研究テーマは,「コーポレート・ガバナンスの実証分析(Empirical Corporate Governance)」です。その中で,「どのような企業特性や企業行動(戦略)が企業パフォーマンス(財務・非財務)に影響を及ぼすのか?,異なる成長ステージにある企業や企業形態が異なる企業間においてもその因果関係は成立するのか?」というリサーチ・クエスチョンを念頭に研究活動を行っています。

 大学院生時代には(2002~2006),IPOの動機(The decision to go public)に関する分析(IPOのタイミングや資本構成の変化など)やIPO時における利益マネジメント(Earnings Management)に関する分析(利益マネジメントと業績・株価パフォーマンスの関係)を中心に行っていました。その後(2007~),IPO企業だけでなく,成熟企業(大企業),公益企業(被規制企業),銀行,第三セクター,といった異なる企業特性を有する企業を対象にして,コーポレート・ガバナンス(株式所有構造,取締役会構成(ダイバーシティ),経営者報酬,経営者交代,情報開示(非財務情報)など)の観点から分析を続けています。

https://www.dokkyo.ac.jp/research/faculty/detail/13083520/


論文

  35

講演・口頭発表等

  41

共同研究・競争的資金等の研究課題

  13

社会貢献活動

  2

その他

  30
  • 2023年8月
    獨協大学経済学部国際環境経済学科の紹介です。 (取材協力:獨協大学経済学部国際環境経済学科 松枝秀和教授) https://www.youtube.com/watch?v=fXnUyVhMRwY
  • 2023年8月
    獨協大学経済学部国際環境経済学科のゼミ紹介動画です。 (取材協力:獨協大学経済学部「大竹ゼミナール」) https://www.youtube.com/watch?v=xut0DvOUztk
  • 2023年8月
    高校生向けに,「スタジオジブリと株式市場のただならぬ関係-「ジブリの法則」を斬る-」,というタイトルで模擬講義(50分)を行った(午前・午後)。具体的には,株式市場の都市伝説・クセ(癖)を取り上げて,過去のデータを利用しながら,その検証を行った。
  • 2023年7月
    本学経済学部の受験を検討している高校生などを対象に,「経済学部の金融系講義科目の紹介」と「それに関連する国家資格の簡単な紹介」をしています。 (ファイナンシャル・プランニング技能検定試験対策講座) https://www.youtube.com/watch?v=zT36ELYXRD8&t=18s
  • 2023年3月
    分担執筆ページ(pp.9):「契約データベース(「会社四季報」(東洋経済新報社)と「eol」(プロネクサス))の紹介」
  • 2023年3月
    分担執筆ページ (pp.56-58):「講義・研究とアベノミクス」
  • 2022年12月
    ゼミ生が執筆した研究論文(「日本企業の決算説明会動画に関する実態調査-決算説明会動画開示に対する改善提言-」)が,第14回プロネクサス懸賞論文(主催:株式会社プロネクサス,後援:株式会社日本取引所グループ・株式会社東京証券取引所)で「優秀賞」(部門Ⅱ)を受賞した。 本論文は,日本企業の決算説明会を対象とした研究や米国企業のカンファレンスコールに関する研究を参考にしながら、TOPIX1000構成銘柄を対象にして,①日本企業による決算説明会動画の特徴(再生時間,登場人物,目次の有無など)を定量的に調査し,②決算説明会での質疑応答でどのような質問が飛び交っているのかを調査し,③決算説明会動画開示企業(英語版も含む)の企業特性(コーポレート・ガバナンス構造など)を回帰分析によって明らかにしている。 https://www.pronexus.co.jp/home/souken/common/pdf/230314_report17.pdf
  • 2022年12月
    ゼミ生が執筆した研究論文(「日本企業におけるスキルマトリックス情報開示の現状把握と改善提言」)が,第14回プロネクサス懸賞論文(主催:株式会社プロネクサス,後援:株式会社日本取引所グループ・株式会社東京証券取引所)で「佳作」(部門Ⅱ)を受賞した。 本論文は,日本企業1000社(TOPIX1000)を対象にして、日本企業の開示スキル項目数および役員の保有スキル項目数だけでなく、女性役員・外国人役員・社外取締役・社長(筆頭取締役)といった役員の属性別に保有しているスキルは異なるのかという点を調査している。加えて、本論文は日本企業の個人(役員)レベルと企業レベルのスキル項目数を調査し、米国企業のそれと比較している。本論文は,日本企業の役員(1人あたり)が保有しているスキル項目数は決して米国と比べて少ないものではないが(米国3.07個、日本3.32個)、米国企業が開示しているスキル項目数に比べて日本企業の開示スキル項目数はかなり見劣りすることを見出している(米国10.42個、日本7.59個)。 https://www.pronexus.co.jp/home/souken/common/pdf/230314_report17.pdf
  • 2022年8月
    高校生向けに,「あつまれ どうぶつの森」から学ぶ「カブ(株)」入門,というタイトルで模擬講義(50分)を行った(午前・午後)。
  • 2021年8月
    高校生向けに,スタジオジブリと吉本興業から学ぶ「コーポレート・ガバナンス」入門,というタイトルで模擬講義(55分)を行った。
  • 2021年3月
    分担執筆ページ(pp.42):新任教員紹介 https://www2.dokkyo.ac.jp/eco/images/nt/nt-vol-39-40.pdf
  • 2019年12月
    ゼミ生が執筆した研究論文(「株主優待廃止とお土産廃止のアナウンスメント時におけるネガティブな情報効果を和らげる効果的なディスクロージャーに関する研究」)が,第11回プロネクサス懸賞論文(主催:株式会社プロネクサス,後援:株式会社日本取引所グループ・株式会社東京証券取引所)で「佳作」(部門Ⅱ)を受賞した。 https://www.pronexus.co.jp/home/souken/common/pdf/200227_report14.pdf
  • 2019年9月
    高校生向けに,スタジオジブリと吉本興業から学ぶ「コーポレート・ガバナンスの経済学」入門,というタイトルで模擬講義(60分)を行った。
  • 2019年3月
    高校生向けに,「海賊王」に誰がなる!?~株式投機家「インベスターM」が贈る『株式投資“超”入門講座』~,というタイトルで演習形式の模擬講義(180分)を行った。
  • 2019年1月
    ゼミ生が執筆した研究論文(「株主総会開催タイミングと株主総会招集通知のデザイン変更は株価の情報反映度を高めるか?-株主総会開催タイミングと株主総会招集通知のデザインに対する提言-」)が,第10回プロネクサス懸賞論文(主催:株式会社プロネクサス,後援:株式会社日本取引所グループ・株式会社東京証券取引所)で「佳作」を受賞した。 https://www.pronexus.co.jp/home/souken/common/pdf/190319_report13.pdf
  • 2018年2月
    ゼミ生が執筆した研究レポート(「東京でいいのか?COMPANY✕GEOGRAFY」)が,第18回(2017年度)「日経STOCKリーグ」レポートコンテスト(主催:日本経済新聞社,後援:文部科学省・金融庁・日本証券業協会・日本取引所グループなど,特別協賛:野村ホールディングス)で入選した。
  • 2018年2月
    ゼミ生が執筆した研究レポート(「テレビ文化へJアラート~コマーシャルから起こせ熱盛の波~」)が,第18回(2017年度)「日経STOCKリーグ」レポートコンテスト(主催:日本経済新聞社,後援:文部科学省・金融庁・日本証券業協会・日本取引所グループなど,特別協賛:野村ホールディングス)で入選した。
  • 2017年8月
    高校生向けに,演習形式の模擬講義(260分)を行った。
  • 2016年8月
    高校生向けに,演習形式の模擬講義(260分)を行った。