2011年 - 2013年
慢性閉塞性肺疾患患者のQOLの向上を目指した病期移行過程支援プログラムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
息切れに対するコントロール感について検討した結果、【無理をしないで活動をセーブする自分をもつ】【仕方ないとあきらめて自分の身体能力を受け止める】【経験を重ねて自分なりの息苦しさを緩和させるコツをつかむ】ことで、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者は心身のコントロールを図っていた。重症化するにつれて、段階的に活動をセーブし、動けない状態に陥っており、動くきっかけを作る関わりの必要性が示唆された。また、動機づけを行いつつ患者教育を行うことで、通院中の最重症の者であっても療養法への関心を高め、体重改善が可能であることを確認した。更なる検討が必要である。
- ID情報
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- 課題番号 : 23593232