2016年4月 - 2020年3月
実関数論の方法による調和解析とその応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
多重線形の擬微分作用素の標準的なクラスにおいて、シンボルの微分可能性に関する精密な条件を得たこと、一般の関数を重みとするシンボルのクラスを導入しアマルガム空間での新たな有界性を証明したこと、などの成果があった。非負関数に対する不等式に関しては、多重線形分数階積分作用素に対する不等式やいくつかの最大関数の不等式に関して新たな結果を得た。また、種々の関数空間の性質を調べ、それらを応用して偏微分方程式の解析を行った。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16H03943
- 体系的課題番号 : JP16H03943