2004年 - 2005年
遠隔教育プロジェクトの評価
その他の研究制度
- 資金種別
- 競争的資金
Papua New Guineaの全土電力普及率は10%程度である.その環境の中で,SONYとJICAは,テレビ放送を利用した遠隔教育プロジェクトを推進した.プロジェクト評価を念頭にした全ステイクホルダーのワークショップを設計/実行し,アンケート調査の分析から,プロジェクト全体の評価を行った.本プロジェクトは,教育プログラムが充実していない地域の生徒に,テレビ放送による講義を届けることを目的に開始されたが,むしろ地域の先生への著しい教育効果が認められた.全土の教育振興においては,むしろ後者の効果が重要と考えられる.