2008年4月 - 2011年3月
小・中学校教師におけるバーンアウトのプロセスモデルの検討及び予防的介入
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 20530626
- 体系的課題番号
- JP20530626
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 4,420,000円
- (直接経費)
- 3,400,000円
- (間接経費)
- 1,020,000円
- 資金種別
- 競争的資金
(1)学校現場における問題行動は多岐にわたり,様々な外部機関との連携が求められ,教師は学校内,学校外を問わず,かけずり回っているというのが現状だといえる。そのような中,教師の病気休職者数は増加の一途をたどり,病気休職者数における精神疾患における休職者は6割を超え,教師の精神的健康改善は早急に対応するべき問題であると言えるだろう。教師の精神的健康については,バーンアウトに関する研究があげられる。わが国の教師を対象にしたバーンアウト研究自体が,他の対人援助職(医師,看護士など)に比べれば極端に少ないことは事実であり,バーンアウト尺度(マスラック・バーンアウト尺度)の因子構造についても一貫した結果が得られていない。そこで本研究においては,まず小,中学校それぞれにおけるバーンアウト尺度の因子構造について明らかする。(2)バーンアウトに陥る前に歯止めをかけるためにも,バーンアウトのプロセスを明らかにする必要があるものの,教師におけるプロセスモデルの検討は,まだまだ少ないのが現状である。横断的研究はみられるが,プロセスを検討する上で,縦断的研究を行う必要があるといえる。そこで本研究ではバーンアウトのプロセスについて,縦断的研究を行いモデルの検討を行う。(3)以上の結果をふまえたバーンアウト低減のための介入を行い,バーンアウト予防のための手だてを明らかにする。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 20530626
- 体系的課題番号 : JP20530626