2010年4月 - 2014年3月
モンゴル国の牧畜における資源利用の社会的ネットワークの研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 22520817
- 体系的課題番号
- JP22520817
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,990,000円
- (直接経費)
- 2,300,000円
- (間接経費)
- 690,000円
- 資金種別
- 競争的資金
牧畜資源利用の社会ネットワークは、親族関係を中心に構成されており、国際開発援助によるコミュニティに基づく自然資源管理プロジェクトの牧民グループでも、近しい親族を中心に組織される傾向がつよい。牧民グループは、外部への排他性を強化する。その結果、災害時の長距離移動を支えてきた生存維持倫理による社会ネットワークが切断されている。それは、「明確な境界」というオストロムのコモンズ設計基準の論理が、ハーディンの「共有地の悲劇」ジレンマ解決の私有化と同じく、「外部コストの内部化」によって成り立っているからであり、コミュニティに基づく自然資源管理プロジェクトを、牧地の「私有化」政策と同等なものにしている。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22520817
- 体系的課題番号 : JP22520817
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Монголын угсаатан судлал-2020: Эрдэм шинжилгээний хурлын эмхэтгэл 27-35 2020年12月 筆頭著者
MISC
1-
α-Synodos (216) 40-54 2017年3月 招待有り