論文

2004年11月15日

プッシュゲージを用いた斜面積雪安定度の推定

雪氷
  • 山野井克己
  • ,
  • 竹内由香里
  • ,
  • 村上茂樹

66
6
開始ページ
669
終了ページ
676
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.5331/seppyo.66.669
出版者・発行元
The Japanese Society of Snow and Ice

積雪のせん断強度を高分解能で迅速に求めるため,デジタル式荷重測定器(プッシュゲージ)で測定した硬度からせん断強度を推定する方法を考案した.せん断強度は硬度と相関が高く,雪質によらず硬度のべき乗で表せることがわかった.この関係を用いて,プッシュゲージで測定した硬度分布からせん断強度の分布を推定し,雪崩が発生した斜面積雪の安定度を計算した.一般に雪崩発生基準とされる安定度が1.5以下の層と,実際に確認したすべり面や弱層が一致し,本手法の有効性が確かめられた.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.5331/seppyo.66.669
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902202304336890
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10014188324
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00131221
URL
http://jglobal.jst.go.jp/public/200902202304336890
ID情報
  • DOI : 10.5331/seppyo.66.669
  • ISSN : 0373-1006
  • J-Global ID : 200902202304336890
  • CiNii Articles ID : 10014188324
  • CiNii Books ID : AN00131221

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