2018年7月
CT画像を用いた上腕骨頭3次元統計的形状モデルによる人工肩関節設計
日本医用画像工学会大会予稿集
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- 巻
- 37回
- 号
- 開始ページ
- 245
- 終了ページ
- 248
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本医用画像工学会
現在用いられている多くの人工肩関節の骨頭部分は球または楕円への近似で設計されている。しかし、同形状は実際の上腕骨頭形状を十分に表現しているとは言い難い。本研究では、人工肩関節設計の目安と成り得る三次元形状を把握するため、上腕骨頭の三次元統計的モデル(SSM)作成法を示す。本手法では、まず肩関節CT画像から上腕骨領域を抽出し、抽出領域から上腕骨形状に基づく座標系を決定する。求めた座標系を基準に位置姿勢を校正し、主成分分析によって上腕骨頭のSSMを取得する。実験では被験者8例から上腕骨頭SSMを構築し、SSMによる個人の生体肩形状に類似した人工肩関節モデル設計の可能性を示した。(著者抄録)
- ID情報
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- 医中誌Web ID : 2019118554