2013年5月 - 2017年3月
生活習慣病予知のための医療健康データ解析による日常生活と発症の潜在的機構解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
本研究では以下の成果を得た.1.ファジィ集合を利用した健診データの分析手法を提案した.2.定期健康診断の結果を活用し,個別に予測した糖尿病発症リスクを提示できた.3.自己組織化マップを使用して,糖尿病の指標であるHbA1cと他の検査項目との関わりを調査した.4.心電,気温,湿度等を計測できる多機能ウェアラブルセンサを装着して日常生活中のデータ取得し,これを通常の状態と定義し,この状態から逸脱する,もしくは逸脱へと向かう状態を検出できた.5.脳動脈瘤の先制医療実現に向け,大脳動脈輪三次元形状から得られる血管構造の形状や血管分岐角度に注目することにより,脳動脈瘤発生予測システムを構築した.
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- 課題番号 : 25240038
- 体系的課題番号 : JP25240038