2008年 - 2010年
超音速流中への燃料のパルス噴射による混合・貫通の促進
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
超音速流中のパルス噴流の非定常挙動を,ハイスピードシュリーレン法を中心とした風洞実験と非定常CFDによるパラメータ計算により調べた.その結果,パルス噴流の貫通特性にはヒステリシスが存在し,有効噴射速度比が上昇しているときの噴流貫通は下降時のそれと比べて大きくなること,またその原因が噴射時に生じる渦によって生じることを明らかにした.パルス周波数と噴流の貫通高さおよび混合には密接な関係があり,周波数を変化することで,噴流の貫通,および混合をアクティブにコントロールできることが明らかになった.
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- 課題番号 : 20760105
- 体系的課題番号 : JP20760105