2014年4月 - 2017年3月
脳梗塞克服へ向けた虚血応答性核酸医薬の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
脳梗塞は本邦での主要な死因となる国民病で、神経細胞の虚血分子病態は明らかになっているにもかかわらず神経保護薬は開発されていない。
本研究では、医学、工学の連携により世界最高水準の遺伝子抑制効果をもつ独自のヘテロ核酸と、脳梗塞病態特異的に作用する人工核酸技術を軸に、急性期脳梗塞の病態に最適化した核酸医薬を開発することを目的としている。急性期脳梗塞でpHが低下したときのみに遺伝子抑制効果を発揮する虚血応答型人工核酸を開発/最適化し、ヘテロ核酸技術と組み合わせることにより、マウス脳梗塞モデルに対して経静脈投与であっても梗塞病巣選択的に遺伝子抑制効果を示し、さらに強い治療効果を示すことに成功した。
本研究では、医学、工学の連携により世界最高水準の遺伝子抑制効果をもつ独自のヘテロ核酸と、脳梗塞病態特異的に作用する人工核酸技術を軸に、急性期脳梗塞の病態に最適化した核酸医薬を開発することを目的としている。急性期脳梗塞でpHが低下したときのみに遺伝子抑制効果を発揮する虚血応答型人工核酸を開発/最適化し、ヘテロ核酸技術と組み合わせることにより、マウス脳梗塞モデルに対して経静脈投与であっても梗塞病巣選択的に遺伝子抑制効果を示し、さらに強い治療効果を示すことに成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26282136
- 体系的課題番号 : JP26282136