論文

査読有り
2010年10月

都市内公共交通のダイヤ設定条件と実際のダイヤの評価 : 期待所要時間の観点から

都市計画論文集
  • 石原 洋平
  • ,
  • 中川 大
  • ,
  • 松中 亮治
  • ,
  • 大庭 哲治

45
3
開始ページ
829
終了ページ
834
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.11361/journalcpij.45.3.829
出版者・発行元
公益社団法人 日本都市計画学会

近年、わが国では公共交通が見直されつつあり、公共交通のさらなる利用を求める声も高まっている。公共交通の利用を促すためには利便性の向上が不可欠であるが、運行本数の増加などの施策を直ちに実行することは難しい。そこで、運行間隔や所要時間だけでなく出発時刻の偏りといった要素まで考慮して、現状のダイヤをできるだけ改善することが重要となる。本研究では、単独もしくは複数の系統を利用できる状況に注目し、先述の要素をすべて考慮できる指標である「期待所要時間」を用いて、都市内公共交通のダイヤを分析する。そして、分析から得られた知見に基づいて実際の都市内公共交通のダイヤを改善し、改善前後の期待所要時間を比較すると同時に、期待所要時間が増加した場合はその原因を明らかにする。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11361/journalcpij.45.3.829
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10028990022
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10276504
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/10859263
ID情報
  • DOI : 10.11361/journalcpij.45.3.829
  • ISSN : 0916-0647
  • CiNii Articles ID : 10028990022
  • CiNii Books ID : AN10276504

エクスポート
BibTeX RIS