共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年4月 - 2015年3月

妊婦の胎児への愛着形成促進法の探求ー妊娠、分娩、産褥期のオキシトシンの推移から

日本学術振興会(JSPS)  科学研究費補助金・基盤(C)  基盤研究(C)
  • 荒木美幸

課題番号
25463477
体系的課題番号
JP25463477
資金種別
競争的資金

妊娠末期の初産婦の腹部へのタッチング刺激は唾液オキシトシン放出と関連し、さらにタッチングの頻度が高いほど胎児愛着が高いことがわかった。一方、産褥早期の初産婦において、授乳を行った際に分泌される唾液オキシトシンの値は、授乳時間に関係なく、最低でも授乳終了後30分後までは、持続することが分かった。加えて、授乳が一時的に気分、感情面に良い影響を与えたことから、授乳によって分泌されたオキシトシンが褥婦の精神面に影響した可能性が示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-25463477/25463477seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25463477
ID情報
  • 課題番号 : 25463477
  • 体系的課題番号 : JP25463477