大谷いづみ (Izumi Otani) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 立命館大学産業社会学部現代社会学科教授
: (兼任)社会学研究科
: (兼任)衣笠総合研究機構生存学研究所
: (兼任)衣笠総合研究機構人間科学研究所
: (兼任)総合科学技術研究機構知能化社会デザイン研究センター

学位: 博士（学術）(立命館大学大学院先端総合学術研究科)

J-GLOBAL ID: 200901000615799244
researchmap会員ID: 6000004653

研究キーワード

1

生命倫理学・死生学の日本導入史、安楽死・尊厳死言説史、メディアに描かれる生老病死、ジェンダーと生命倫理、

研究分野

1

人文・社会 / 哲学、倫理学 /

学歴

2

- 2006年3月

立命館大学大学院, 先端総合学術研究科
- 1983年3月

上智大学, 文学部, 哲学科

委員歴

2

論文

28

「歴史の忘却と連続性――語られてきたナチス「安楽死」政策とコロナ禍の現在」

大谷いづみ

『新薬と臨牀』 70(12) 59-66 2021年12月10日招待有り
「ハンドル形電動車いす利用者をめぐる実態と法制度――日本・ドイツ・韓国を中心に」

川端美季, 大谷いづみ

『立命館人間科学研究』 (38) 91-100 2019年1月
「現代医学における「死の選択」が問いかけるもの」

大谷いづみ

『大法輪』 85(10) 135-142 2018年10月
「生きるに値しない生命終結の許容」はどのように語られたか――日本法学界における「安楽死・尊厳死」論史の一断章」（緊急特集：相模原障害者殺傷事件）

大谷いづみ

『現代思想』 44(19) 102-113-113 2016年10月
「「安楽死・尊厳死」をめぐる歴史的・社会的背景」（特集・「終末期医療の国民的議論」に向けて）

大谷いづみ

『月刊保団連』 (1223) 4-9-9 2016年9月
「死に至る憐れみ――啓蒙・抵抗・応答の一九七〇年代」

大谷いづみ

『現代思想』 42(13) 178-197-197 2014年9月
「図書紹介：立岩真也・有馬斉編生死の語り行い１――尊厳死法・抵抗・生命倫理学」

大谷いづみ

［リハビリテーション］ (554) 33-34 2013年6月
「「理性的自殺」がとりこぼすもの」―続・「死を掛け金に求められる承認」という隘路」

大谷いづみ

『現代思想』 41(7) 198-209-177 2013年5月
「犠牲を期待される者――「死を掛け金に求められる承認」という隘路」（特集：尊厳死は誰のものか）

大谷いづみ

『現代思想』 40(7) 198-209-209 2012年6月
「「いのちの教育」を立ち止まって考える――パッケージ化して語られる「生と死の物語」の陥穽」

大谷いづみ

『小学校時報』 721 4-8 2011年9月
「生活のなかの死：地域社会での看取りを考える」

竹之内裕文, 大谷いづみ

『医学哲学・医学倫理』 29(29) 77-78-86 2011年9月
「いのちの教育：臓器提供を「訓育」する装置？――カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を「豚のＰちゃん」の教育実践とともに読み解く」

大谷いづみ

『立命館産業社会論集』 47(1) 237-258-258 2011年6月
'Good Manner of Dying' as a Normative Concept:'Autocide,' 'Granny Damping,' and Discussions on Euthanasia / Death with Dignity in Japan

Izumi OTANI

International Journal of Japanese Sociology 19(1) 49-63-63 2010年11月
「「尊厳ある死」を望むこと」（特集：「生きるに価しない」とされた生命へのまなざし）

大谷いづみ

『福音と世界』新教出版社 65(4) 44-45-47 2009年5月
「「安楽な死・尊厳ある死」の位置取りをめぐって」（特集：がんの緩和医療）

大谷いづみ

『Pharma Medica』メディカルレビュー社 26(7) 47-51 2008年7月
「安楽な死、尊厳ある死―の遙か手前で」（特集：医療崩壊－生命をめぐるエコノミー）

大谷いづみ

『現代思想』青土社 36(2) 174-183-183 2008年2月
「文献紹介島薗進著『いのちの始まりの生命倫理――受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか』春秋社，2006年1月」

大谷いづみ

『日本生命倫理学会ニューズレター』 (33) 4-5 2006年10月
「『生と死の教育』のゆくえ」

大谷いづみ

『人権教育研究』，日本人権教育研究学会 6 4-7-7 2006年8月
(博士号（学術）学位請求論文)「尊厳死」言説の誕生

2006年3月
「「市民的自由」としての死の選択――松田道雄の「死の自己決定」論」

大谷いづみ

『思想』岩波書店 (981) 101-118-118 2006年1月

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書籍等出版物

28

「解説それぞれの「良い死／唯の生」」, 立岩真也『良い死／唯の生』

筑摩書房（ちくま学芸文庫） 2022年12月10日
見捨てられる「いのち」を考える : 京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから

安藤, 泰至, 島薗, 進, 川口, 有美子, 大谷, いづみ, 児玉, 真美

晶文社 2021年10月 (ISBN: 9784794972804)
生命倫理と医療倫理第4版

伏木, 信次, 樫, 則章, 霜田, 求 (担当:分担執筆, 範囲:安楽死と尊厳死)

金芳堂 2020年3月10日 (ISBN: 9784765318167)
「第9章人間の尊厳と死――「死の尊厳」の語られ方を読み解く」, 柏木惠子・高橋惠子編『人口の心理学へ――少子高齢社会の命と心』

ちとせプレス 2016年7月
「安楽死・尊厳死――少子高齢社会における「死に方／死なせ方」の政治学」日本老年行動科学会監修・大川一郎編集代表『高齢者のこころとからだ事典』

中央法規出版 2014年9月
「安楽死と尊厳死」伏木信次・樫則章・霜田求編『生命倫理と医療倫理改訂3版』

金芳堂 2014年3月
「第6章患者および一般市民のための生命倫理教育」伴信太郎・藤野昭宏責任編集『医療倫理教育』(シリーズ生命倫理学・第19巻)

丸善出版 2012年7月
「生命倫理・環境倫理」日本社会科教育学会編『新版社会科教育事典』

ぎょうせい 2012年6月
「尊厳死」高橋惠子ほか編『発達科学入門３青年期～後期高齢期』

東京大学出版会 2012年4月
「「自分らしく、人間らしく」死にたい？――安楽死・尊厳死」「あとがき」玉井真理子・大谷いづみ編『はじめて出会う生命倫理』

有斐閣 2011年3月
玉井真理子・大谷いづみ編『はじめて出会う生命倫理』

玉井真理子, 大谷いづみ編

有斐閣 2011年3月
「生命倫理」『未来を拓く――ようこそ立命館へ』

未来を拓く, ようこそ立命館へ, 編集委員会

立命館大学 2010年4月
「「尊厳死」思想の淵源――J.フレッチャーのanti-dysthanasia概念とバイオエシックスの交錯」小松美彦・香川知晶編『メタバイオエシックスの構築へ――生命倫理を問いなおす』

NTT出版 2010年2月
「「先哲の基本的な考え方」の学習」「「科学技術と論理」の学習」日本公民教育学会編『公民教育事典』

第一学習社 2009年6月
「死の教育」「尊厳死」望月昭・中村正・サトウタツヤ編著『「対人援助学」キーワード集』

晃洋書房 2009年4月 (ISBN: 9784771020658)
「座談会生存の臨界Ⅰ」『生存学』Vol1〈創刊号〉

立岩真也, 天田城介, 堀田義太郎, 小泉義之

生活書院 2009年2月
「座談会生存の臨界Ⅱ」『生存学』Vol1〈創刊号〉

立岩真也, 天田城介, 堀田義太郎, 小泉義之

生活書院 2009年2月
「座談会生存の臨界Ⅲ」『生存学』Vol1〈創刊号〉

天田城介, 立岩真也, 堀田義太郎, 小泉義之

生活書院 2009年2月
「生権力と死をめぐる言説」島薗進･竹内整一編『死生学［１］死生学とは何か』

東京大学出版会 2008年5月
「生きる権利・死ぬ権利――だけでなく」上野千鶴子･大熊由紀子･大沢真理･神野直彦･副田義也編『ケアという思想―ケアその思想と実践１』

岩波書店 2008年4月

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講演・口頭発表等

41

「安楽死・尊厳死論の系譜と障害者殺傷事件」

韓国障害学会定例会 2019年3月16日
「「問い書き対話するいとなみ」と「障害を持つ女性」という経験」

2018年度日本医学哲学・倫理学会公開講座「障害のなかで生きること――「障害があることは不幸」なのか」 2019年2月16日
「「死を選ぶ権利」について考えておきたいこと」

生存学研究センター公開シンポジウム「安楽死のリアル――一つではない「良い死」」 2019年2月2日
「「生きるに値しない生命」殺害の医療化と規範化」

第36回医学哲学・倫理学会大会ワークショップ「正常さと異常さの境界」 2017年11月11日
「＜問い＞とともに障害を生きる――QOL概念の二重性」

第22回高度先進リハビリテーション医学研究会 2014年2月22日
「自分らしく、人間らしく」死にたい？――尊厳死・安楽死を考える」

2012年度修学院フォーラム「高齢齢を生きる――認知症・胃ろう・尊厳死を見据えてえて」 2013年1月19日
「問いをはぐくむ」

日本教育新聞社教育セミナー2012 in 大阪「今、求められるいのちの教育」 2012年12月1日
「生・老・病・死の言説構造と生命倫理教育／死生観教育」

第24回日本生命倫理学会年次大会大会企画シンポジウム「生命倫理教育の再考」 2012年10月27日
「生命倫理教育の再考」

第24回日本生命倫理学会年次大会大会企画シンポジウム 2012年10月27日
「生命倫理（学）と生存学のやっかいな関係について――たいていは是非論の単純な問題「解決」には終わら／終えられないver.2」

2012年度生存学セミナー 2012年8月22日
「自分らしく、人間らしく」死にたい？――「安楽死・尊厳死」思想が内包するもの」

「難病患者・障害者の自宅療養を考える」学習会 2012年2月26日
「たいていは是非論の単純な問題「解決」には終わら／終えられない――「いのち」を語ること／教えること」

2011年度生存学夏季セミナー 2011年9月16日
「日本における「生命倫理の成立」再考――オーラル・ヒストリー調査の結果から」

第22回日本生命倫理学会年次大会 2010年11月20日
「生活のなかの死：地域社会での看取りを考える」

第29回日本医学哲学・倫理学会大会シンポジウム「生活のなかの死」 2010年10月16日
「J.フレッチャーとバイオエシックスの交錯――フレッチャーのanti-dysthanasia概念」

第21回日本生命倫理学会年次大会公募シンポジウム「生命倫理の歴史的現在―メタバイオエシックスの視点から」 2009年11月15日
「生命倫理教育の再構築」

第21回日本生命倫理学会年次大会 2009年11月15日
「パッケージ化する＜よき死＞の作法」

「死生学vs.生存学対話・１」シンポジウム「死生の教育」 2009年9月6日
「高校「倫理」の教育内容と教科書編集に関わる諸問題？――「いま」「ここ」で「知を愛すること／善く生きること」を問う営み」

第68回日本哲学会研究大会ワークショップ「高等学校「哲学・倫理」の現状と課題」 2009年5月17日
「医療崩壊と医療論理－〈間（あいだ）の生〉のために」

石巻赤十字病院職員研修会 2008年2月15日
「安楽死から尊厳死へ？――安楽死・尊厳死論を読み直す」

第2回難病と論理研究会京都セミナー 2008年2月2日

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担当経験のある科目(授業)

4

所属学協会

3

Works(作品等)

11

「優⽣思想と⽣命倫理――安楽死・尊厳死論の系譜と相模原障害者殺傷事件」

2017年9月20日その他
「事件を生んだ「「障害者はいらない」という考え方（優生思想）」を考える――安楽死・尊厳死論の系譜と相模原障害者殺傷事件」

2017年8月1日その他
「安楽死・尊厳死論の系譜と相模原障害者殺傷事件」（京都自由大学連続講座：相模原障害者殺傷事件）

2017年7月14日その他
「社会に広がる「迷惑視」意識」

2017年2月25日その他
「憎むのでもなく、許すのでもなく――歴史に立ち会うこと、歴史の証言者となること」

2015年12月19日 - 2015年12月19日その他
「いのちの教育」がはらむ矛盾自己犠牲の死称揚するな」

2010年4月9日その他
「終末期医療全国病院アンケート読売新聞社・立命館大共同調査」コメント

2008年7月26日その他
公開研究会：「「いのちの教育」のゆくえ」企画・運営・司会衣笠総合研究機構連携プロジェクト研究「争点としての生命」研究会

2004年9月25日その他
「生と死の教育のポリティクス──『生と死の語り方』を再考する」生協連医療部会公開学習会「非専門家への生命倫理教育のあり方――パターナリズムの克服やリビングウィルの今後にもふれて」

2004年8月7日その他
「幅広い「知」集め，「生と死」考える東大大学院（いのち）」

2004年6月17日その他
「Teaching about reproductive technology in high school ethics class」お茶の水女子大学21世紀COE「ジェンダー研究のフロンティア」『ポストゲノム時代の生物医学とジェンダー』若手研究者ワークショップ

2004年1月6日 - 2004年1月8日その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

10

生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2021年4月 - 2026年3月

立岩真也, 田中耕一郎, 三井さよ, 青木千帆子, 村上潔, 川端美季, 矢野亮, 松本理沙, 樋澤吉彦, 田中恵美子, 姫野友紀子, 安藤道人, 美馬達哉, 岸政彦, 市野川容孝, 大谷いづみ, 北村健太郎, 高阪悌雄, 深田耕一郎, 橋口昌治, 吉田幸恵, 土屋葉, 長瀬修, 山下幸子, 岩永理恵, 渡辺克典, 廣野俊輔, 天田城介, 宮脇正晴, 青山薫, 堀智久, 後藤基行, 富永京子, 柴垣登, 松原洋子, 田島明子, 大野光明, 青木慎太朗, 伊東香純, 有薗真代, 荒井裕樹, 桐原尚之
生命倫理学前史・成立史における安楽死論とキリスト教の相剋に関する米英日比較研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2019年4月 - 2023年3月

大谷いづみ
生命倫理学・死生学における安楽死・尊厳死論の変容とキリスト教の歴史的社会的影響

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2015年4月 - 2019年3月

大谷いづみ, 川端美季
生命倫理学におけるモンスター概念の変遷とその役割―メタファーとしての奇形―

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2012年4月 - 2015年3月

香川知晶, 大谷いづみ, 竹田扇, 川端美季
生命倫理学における安楽死・尊厳死論のキリスト教的基盤に関する歴史的社会的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2009年 - 2012年

大谷いづみ
現代社会における統制と連帯:階層と対人援助に注目して

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2008年 - 2011年

景井充, 大谷いづみ, 中井美樹, 天田城介, 崎山治男, 出口剛司, 中里裕美
「生存学」創成拠点―障老病異と共に暮らす世界へ

グローバルCOE プログラム、事業推進担当者 2007年 - 2011年
メタバイオエシックスの構築に向けて-日米バイオエシックス成立過程の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2008年 - 2010年

小松美彦, 大谷いづみ, 香川知晶, 竹田扇, 田中智彦, 土井健司, 廣野喜幸, 爪田一寿, 森本直子, 天野陽子, 田中丹史, 花岡龍毅, 的射場瑞樹, 皆吉淳平
生命倫理学における尊厳死言説と「死の教育」の歴史的・社会的関連性に関する基礎的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(スタートアップ) 2007年 - 2008年

大谷いづみ
「死の尊厳」をめぐる言説の変遷-1960年代以降の新聞報道を中心に

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究 2003年 - 2003年

大谷いづみ