MISC

2011年

センサー解析情報を制約条件として取り込んだ脳電磁図の信号源推定―異周波数間で相関のある脳活動解析への応用―

電子情報通信学会技術研究報告
  • 田中博昭
  • ,
  • 林田祐樹
  • ,
  • 伊賀崎伴彦
  • ,
  • 村山伸樹

111
234
開始ページ
23
終了ページ
28
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

脳内の電気生理学的活動源を測定信号から求める逆問題において、一意の解を求めるためには制約条件が必要である.これまでの逆問題解法の制約条件は、各解法毎にあらかじめ設けられているものであるため、調査目的に合う解析(例.時間・周波数解析、相関解析)は、各解法で得られた推定信号源に対して行われることが多い.従って、信号源の推定精度が、その後の解析結果に大きく影響してしまうことがある.そこで本研究では、従来の逆問題解法の性能・精度を上げるため、センサーレベルでの解析結果を逆問題解法の制約条件として取り入れる方法を提案する.適用例として、異なる周波数で互いに相関を示す複数の脳内活動源の推定を取り上げ、シミュレーションデータをもとに解析の手順と結果を示す.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008900132
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1001320X
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/023340577
URL
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2012087521
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110008900132
  • CiNii Books ID : AN1001320X

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