2010年 - 2012年
神経用途カーボンナノチューブバンドル電極の開発と評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
- 課題番号
- 22700472
- 配分額
-
- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 3,000,000円
- (間接経費)
- 900,000円
ナノ/マイクロメートルサイズの先端径を持つ柔軟針状電極を,カーボンナノチューブ(CNT)のバンドル集合体により作製し,それらの神経電極としての実用性を,生体神経細胞・脳組織を試料とした生理学実験等により評価した。その結果,我々の開発したCNTバンドル電極が,細胞刺入型および脳刺入型の刺激/記録電極として有用であることが実証された。これらの電極は,世界的に前例がなく,神経インターフェイスに新しい可能性を与えるものと考える。