2005年4月 - 2008年3月
幾何学における統計法則
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A),課題番号:17204005
幾何学にはデータ数に対する統計的ふるまいとして現れる性質が いろいろある.これらはパラメータを無限大に飛ばしたときの 諸量の漸近的なふるまいを調べる問題とも言える.本研究では このような性格を持つ問題たちにとりくむ.これまで本研究で 得られつつある成果は,基本群作用の Nevanlinna 解析の開拓 と,Kaehler-Einstein 計量を漸近ソリトンとする Ricci flow 解の構成(Ricci flow の不安定セルの構成)である.
- ID情報
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- 課題番号 : 17204005
- 体系的課題番号 : JP17204005