共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年4月 - 2025年3月

AIテクノロジーとeスポーツによるスポーツ概念の拡張と境界についての現象学的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
20K11388
体系的課題番号
JP20K11388
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

本年度も、新型コロナウィルス感染症の影響により、本研究の課題に即した海外学術調査や映像データの蒐集、インタビュー調査などを実施することができなかった。ただし、コロナ禍においても、関連文献の蒐集やオンラインでの研究会、ミーティングを毎月開催し、コロナの収束後の研究活動の再開向け、ある程度の準備を進めることができた。また、対面においては、少人数での打ち合わせや実技・分析の映像データの蒐集をいくつか実施できるようになってきている。そのほか、ライブ映像を使ったリアルタイム分析、ネットワークに繋がっていない環境でのオフライン分析、さらに作成したシーン映像ファイルのエクスポートなど、トッププロクラブの分析をサポートする高度で高品質な機能を全て利用できる「FL-UX社」との提携を進め、次年度の研究環境の向上に努めた。なお、研究代表者が、分担執筆で下記の著書を出版した。上泉康樹ほか著,樋口聡教授退職記念論集・編集委員会編集:「身心文化論としての『足球文化論』―サッカーの源泉をめぐる思索」『身心文化学習論』,創文企画,64 -85頁,2021.また、研究代表者が数本の原著論文を学術誌に投稿している。また、広島大学総合科学部特別研究においても、「スポーツの観戦方式の変容に関する研究―次世代型触覚メディアと体感型観戦の可能性に着目して―」というテーマで、本研究の課題内容の一部に関して研究が進められた。これらの研究実績をベースに次年度の研究を遂行していく予定である。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K11388
ID情報
  • 課題番号 : 20K11388
  • 体系的課題番号 : JP20K11388

この研究課題の成果一覧

論文

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