2016年4月 - 2020年3月
スポーツ実践思想に関する研究:PTの解明、理論と実践の統合とその応用可能性
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究の目的は、近年サッカー界で注目を集めている「戦術的ピリオダイゼーション」(以下、PT)の思想的全容の解明である。スポーツの実践思想としてのPTの全容が明らかとなれば、スポーツにおける理論と実践の統合が容易となり、サッカーだけでなく他の「対戦型集団球技スポーツ」の指導法の改善と成績向上が期待できる。
研究期間初年度の平成28年度には基礎的研究(著書3点)を、2年目となった平成29年度は雑誌論文8件、学会発表5件を成果としてあげた。そして、3年目となった平成30年度は分担者とともに国内研究会を開催するなど情報交換を重ね、論文投稿や研究発表を行うなど多くの研究成果を挙げた。例えば、日本バレーボール学会第24回大会において「タイムアウトは相手チームのブレイクを阻止する有効な手段か」および「タイムアウト取得に関する指導者の意識調査~静岡県と山梨県において~」(高根信吾 他)を発表し、『体育・スポーツ哲学研究』(第40巻第1号pp.13-24)において「台湾におけるスポーツ哲学研究の動向」(田井健太郎 他)を、『ハンドボールリサーチ』(第7巻pp.1-11)において「ゴールキーパーの位置取りに関する言説について:あるいは鉛直軸という観点の意義」(佐々木究 他)を著した。なお、佐々木究は、上記論文によって「2018年度日本ハンドボール学会賞」を受賞している。このように、サッカーだけでなく、バレーボールやハンドボールを対象として研究を進めている。
研究期間初年度の平成28年度には基礎的研究(著書3点)を、2年目となった平成29年度は雑誌論文8件、学会発表5件を成果としてあげた。そして、3年目となった平成30年度は分担者とともに国内研究会を開催するなど情報交換を重ね、論文投稿や研究発表を行うなど多くの研究成果を挙げた。例えば、日本バレーボール学会第24回大会において「タイムアウトは相手チームのブレイクを阻止する有効な手段か」および「タイムアウト取得に関する指導者の意識調査~静岡県と山梨県において~」(高根信吾 他)を発表し、『体育・スポーツ哲学研究』(第40巻第1号pp.13-24)において「台湾におけるスポーツ哲学研究の動向」(田井健太郎 他)を、『ハンドボールリサーチ』(第7巻pp.1-11)において「ゴールキーパーの位置取りに関する言説について:あるいは鉛直軸という観点の意義」(佐々木究 他)を著した。なお、佐々木究は、上記論文によって「2018年度日本ハンドボール学会賞」を受賞している。このように、サッカーだけでなく、バレーボールやハンドボールを対象として研究を進めている。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 16K01635
- 体系的課題番号 : JP16K01635