2016年4月 - 2020年3月
体育授業における対話能力向上のための教育プログラムの構築:身体知の現象学と社会学
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
平成30年度においては,2月15-23日に,研究代表者らがスペインのバルセロナにおいてブラインドサッカーおよび育成年代のゴール型競技種目のトレーニングや試合の映像収集および現地の指導者へのインタビュー調査を実施した。また,2月には,研究分担者らが、アダプテッドスポーツについて研究成果を公表し(「スポーツ専攻学生のためのアダプテッド・スポーツ教育の充実をめざして」田井健太郎,長崎国際大学教育基盤センター紀要 1:81-89),さらには,身体性研究の学校体育への適用についてシンポジウム報告をまとめることができた(体育・スポーツ哲学会第39回大会「シンポジウム」報告「学校体育で育てる身体を考える(1年目)-学校教育の原則と体育の役割-」佐々木究,担当部分:高島平三郎に見る 学校体育が育てる身体)。なお,3月に実施予定の国内研究会は分担者らの日程調整が不調に終わり,来年度に延期することとなった。今後の研究計画については電子メール等で意見交換を行い,研究成果の著書出版についても計画を進めている。最終年度に向け、研究成果の集約と最終報告書の作成に向け引き続き研究を継続していく予定である。
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- 課題番号 : 16K01620
- 体系的課題番号 : JP16K01620