柏木 仁

J-GLOBALへ         更新日: 18/12/15 03:31
 
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研究者氏名
柏木 仁
所属
亜細亜大学
部署
経営学部経営学科
職名
教授
学位
学士(工学)(早稲田大学), 修士(経営学)(早稲田大学大学院), 博士(学術)(早稲田大学大学院)

研究分野

 
 

経歴

 
1990年4月
 - 
2002年3月
東北電力株式会社
 
1997年4月
 - 
1998年3月
IDCJ(財団法人国際開発センター)出向
 
2000年3月
 - 
2001年3月
JICA(国際協力機構)コンサルティング業務を担当
 
2007年11月
 - 
2008年3月
独立行政法人産業技術総合研究所 ベンチャー開発センター 非常勤研究員
 

学歴

 
2002年4月
 - 
2004年3月
早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 国際経営学専攻
 
2004年4月
 - 
2007年3月
早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 国際経営学専攻
 
1986年4月
 - 
1990年3月
早稲田大学 理工学部 電気工学科
 

受賞

 
2004年4月
早稲田大学大学院博士後期課程特別奨学金授与
 
2010年10月
第5回日本ベンチャー学会清成忠男賞ファイナリスト
 

論文

 
自己実現のマネジメント-ピーク・エクスペリエンス, ピーク・パフォーマンス, およびフロー概念の紹介とビジネスへの応用可能性
アジア太平洋研究科論集   9号 93-112   2005年3月   [査読有り]
自己実現の経営に関する研究はMaslow(1965)らが論じているが、個人の自己実現をビジネスの文脈で研究する試みはほとんどなされていない。本稿では、人間性の心理学の考え方を踏まえ、自己実現とそれに関係すると考えられる概念、ピーク・エクスペリエンス、ピーク・パフォーマンス、フローについて整理・紹介し、これらの概念のビジネスの文脈への応用可能性について論述する。
スチュワードシップ理論に基づくNPOのマネジメントの検証
共著者:東出浩教
ノンプロフィット・レビュー   Vol.5, No.1 29-42   2005年6月   [査読有り]
本稿は修士論文を基に執筆された論文である。スチュワードシップ理論で示唆される組織運営に関する要因がNPOのパフォーマンスを向上させると仮説をたて、中規模NPO法人に対して質問票調査を実施し、定量分析により仮説の検証を行った。結果、スチュワードシップ理論を基に構築された要因は、特に、人材の成果といえるソフト・パフォーマンス(愛着的コミットメント、組織市民行動)の向上に寄与することが示された。本研究は、中規模NPOにおける参加型マネジメントの検証となった。(本稿は筆頭著者が修士論文に基づき全て...
スチュワードシップ理論:性善説に基づく経営理論-理論の解説,先行研究の整理, 今後の研究の方向性
経営行動科学   Vol.18, No.3 235-244   2005年7月   [査読有り]
性善説的な考え方に基づく経営理論であるスチュワードシップ理論を紹介することを目的に、本稿では読者の理解を促すためにエージェンシー理論との比較を用いて、1)スチュワードシップ理論の構成要素の解説、2)先行研究の概要、3)今後の研究の方向性、の3点について、両理論の間の緊張関係のマネジメントを目指すという視点で整理し、解説している。
経営学における質的調査の方法論-具体的手法についての包括的記述とその活用に関する研究ノート
アジア太平洋研究科論集   10号 19-36   2005年9月   [査読有り]
本稿は、経営学の領域における質的調査のクオリティを向上させることに寄与するため、質的調査の方法論について整理する。量的調査との対比による質的調査の特徴、データ収集・分析の具体的手法等を中心に提示し、経営学における質的調査の重要性について論述する。
リーダーシップ論からリーダーシップ開発論へ-相互作用とリーダーへの成長の視点に基づくリーダーシップ理論の再考
亜細亜大学経営論集   44巻1号 57-74   2008年10月
今やリーダーシップの発揮は組織を構成する全ての人にとっての課題であり、個人がリーダーシップを身につけるというリーダーシップ開発はその重要性を増している。本稿は、リーダーシップ開発に寄与することを目的とし、リーダーシップ理論をリーダーとフォロワーの相互作用とリーダーへの成長の視点で考察を行った。

Misc

 
インドネシアの経済発展と電力供給
共著者:平原健一、入倉一憲
財団法人国際開発センター      1998年3月
インドネシアの経済発展と電力供給の関係をテーマとして取り上げ、インドネシアの経済発展の特徴、輸出産業の成長に対して電力がどのような貢献を行ってきたか、電力インフラの整備によってどのような経済的効果があるか、今後のインドネシアの経済発展予測と電力産業に関するシミュレーション等について、産業連関表および諸統計を用いて分析を試みた。(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)
非営利組織のパフォーマンス向上に寄与する要因を探る-スチュワードシップ・セオリーに基づく組織のマネジメントの検証(修士論文)
早稲田大学大学院      2004年1月
非営利組織のパフォーマンス向上に寄与する要因は何かを研究問題とし、スチュワードシップ理論で示唆される要因がNPO法人のパフォーマンスを向上させると仮説をたて、中規模NPO法人に対して質問票調査を実施、定量分析により仮説の検証を行った。結果、スチュワードシップ理論を基に構築された要因は、特に、人材の成果であるソフト・パフォーマンスの向上に寄与することが示された。
"An empirical study on NPOmanagement based onstewardship theory."
共著者:東出浩教
Conference Proceedings 2005, British Academy of Management, BAM-10238_5, The 19th Annual Conference, 'Challengesof Organizations in GlobalMarkets'. Oxford University.   1-22   2005年9月   [査読有り]
In this research, we hypothesized that managementfactors suggested by stewardship theory enhancenonprofit organizational performance. A mail survey wasconducted to 200 medium-sized nonprofit organizations inJapan selected by the random sampling me...
ピーク・パフォーマンスと感情のエネルギー, 探索的調査-ベンチャー企業C社のケース・スタディから浮び上がってきたもの
日本ベンチャー学会第8回全国大会, 大学発ベンチャーの光と影,大会予稿集   40-43   2005年10月   [査読有り]
本研究は人間の持つ感情に注目し、ビジネスの領域でどのような要因やプロセスが、どのような感情のエネルギーに火をつけ、ピーク・パフォーマンスの発揮に結びつけるのか、探索的な研究を行った。ベンチャー企業C社のケース・スタディを行い、得られた質的データを分析することで浮かび上がってきた感情のエネルギーと、それを燃え上がらせる要因について結果を提示し、考察を行った。
ものづくり企業におけるシニアとミドルのリーダーシップ開発-リーダーの中庸型価値体系の醸成を促す相互作用に関する探索的調査(博士論文)
早稲田大学大学院      2007年1月
人がリーダーとして成長する過程で何が起こっているのかを研究問題とし、リーダーシップ理論および、人の変化に関する先行研究をレビューした上で、仕事を通じフォロワーがリーダーへと変化・成長する概念のフレームワークを作成した。これに基づき、企業のリーダーを対象とし、感情、価値観、姿勢行動の変化、および相互作用、変化の文脈的要因等、個人の変化とそれに影響を与える要因について探索的調査を行った。調査の結果、リーダーの中庸型価値体系の醸成と相互作用に関するモデルが構築された。

書籍等出版物

 
キャリア論研究
文眞堂   2016年5月   ISBN:978-4-8309-4899-2
キャリア形成に大切な考え方を、主に個人の視点で理論に基づき解説している。コーリング(天職)を持つことの重要性、複雑性や不確実性への対処、人間の心のプラス面に注目するポジティブ心理学からの示唆、キャリア発達に伴いリーダーとして成長することに着目したリーダーシップ開発論まで網羅している。

講演・口頭発表等

 
An empirical study on NPOmanagement based onstewardship theory.(国際学会発表)
British Academy of Management,The 19th Annual Conference,'Challenges of Organizationsin Global Markets'.Oxford University.   2005年9月14日   
In this research, we hypothesized that managementfactors suggested by stewardship theory enhancenonprofit organizational performance. A mail survey wasconducted to 200 medium-sized nonprofit organizations inJapan selected by the random sampling me...
ピーク・パフォーマンスと感情のエネルギー, 探索的調査-ベンチャー企業C社のケース・スタディから浮び上がってきたもの(国内学会発表)
日本ベンチャー学会第8回全国大会, 大学発ベンチャーの光と影,於早稲田大学   2005年10月15日   
仕事で自己ベストを発揮した経験(ピーク・パフォーマンス)は、何によって生まれたのか。本研究では、個人のパフォーマンスと感情の関係に注目し、どのような要因やプロセスによって、感情が生まれ、ピーク・パフォーマンスの発揮に結びついているのか調査した。ベンチャー企業の従業員を対象に参与観察を実施し、得られた質的データを分析することで浮かび上がってきた結果を提示、考察し、今後の課題について発表を行った。
ミドルのリーダーのマインドセット形成に影響を与えるシニアによる愛ある放任のリーダーシップ(国内学会発表)
2008年度組織学会年次大会,イノベーション創造の組織,於九州大学   2007年10月13日   
本稿は博士論文の成果を取り纏め学会発表するものである。企業のシニア・マネジャーとミドル・マネジャーを調査対象とし、ミドルのマインドセット形成に影響を与えるシニアのリーダーシップを調査した。結果、ミドルの自発的な変化を促すシニアによる働きかけを、愛ある放任のリーダーシップと命名した。ミドルの変化を起こすには意図的に変えようとしないことが重要で、変化の起点がミドル本人にある相互作用が重要であるという示唆が得られた。なお、この学会発表は、平成19年10月13・14日開催
産業技術総合研究所のベンチャー創出の取組みとメンタルコミットロボット「パロ」(国内学会発表)
研究・技術計画学会研究行動・研究組織分科会第37回分科会 於航空会館   2009年8月7日   
独立行政法人産業技術総合研究所による技術シーズを活用したハイテクベンチャー創出の取組みとその現状について、またベンチャー創出の成果の一つであるメンタルコミットロボット「パロ」はどのようにして生まれたのかについて、2008年に実施された調査結果を基に発表した。
キャリアとコーリングに関する調査研究-概念の明確化とタイプ分けの試み
日本経営学会関東部会例会   2013年11月30日   日本経営学会
日本の大学生を対象として質問票調査を行い、コーリングの概念の定義的特徴や、高いコーリングを持つ個人のタイプについて、キャリア関連変数との関係性から明らかにした結果を報告した。(平成24年度東急教育研究奨励金の給付を受けて実施)

Works

 
コーリング(天職)は充実した人生をもたらす
柏木仁   その他   2017年8月
人と組織の課題解決を支援するリクルートマネジメントソリューションズから、職場での「自分らしさ」を考えるという特集の中で取材を受け、近年キャリア研究の領域で再び注目されているコーリング(天職)に関して説明や解説を行った。
中小企業のためのダイバーシティ推進ガイドブック-人材と働き方の多様性による組織力の強化
その他   2009年10月
執筆担当部分:第2章、第4章、第5章
なぜ中小企業にとってダイバーシティ(人材と働き方の多様性)が必要なのか、多様な人材をいかに活用して組織力の強化に繋げていけばよいのか。関連する理論に加え、多様な人材を活用している実際の中小企業を事例として取り上げ、活用のポイントについて解説している。
第2章 事例調査報告「株式会社知能システム」
その他   2008年3月
本報告では、独立行政法人産業技術総合研究所知能システム研究部門の技術を用いて事業展開が行われた技術ベンチャー企業である株式会社知能システムをケースとして取り上げ、事例調査の結果明らかになった内容を取り纏めた。
経営者のスチュワードシップ理論(翻訳・解説)
その他   2004年12月
米国のように個人の利益を優先する文化とは違い、組織の利益を優先させる日本で、社外取締役を増やし取締役会で経営者を監視するのは禍根を残す、とスチュワードシップ理論の第一人者ドナルドソン教授は警鐘を鳴らす。本稿で同教授は、米国流企業統治改革は、経営者のやる気を喪失させ、社外取締役の対応に追われ経営者に時間とコストの無駄を強いるという二重のマイナスになると指摘、経営者のスチュワードシップ理論について論じ、解説する。
ベトナム国北部地域における再生可能エネルギーによる地方電化計画マスタープラン調査(報告書)
その他   2001年1月
ベトナム国北部の未電化村を中心に約3ヶ月間の現地調査を実施。主に水力や太陽光等の再生可能エネルギーを活用した発電設備による地方電化マスタープランを作成した(東北電力とプロアクト・インターナショナル(コンサルティング会社)との共同執筆)。

競争的資金等の研究課題

 
キャリア発達の転機における天職感の果たす役割に関する研究
東急教育研究奨励金: 
研究期間: 2012年4月 - 2013年3月