2008年3月
群馬県下における後・終末期古墳の墳丘構築法
山名伊勢塚古墳
- 開始ページ
- 152
- 終了ページ
- 166
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(その他学術会議資料等)
群馬県高崎市に所在する山名伊勢塚古墳における墳丘築造技術を概観する。そのうえで、①墳丘と石室の相関性は筆者の説く折衷型に位置づけられる、②前方部に「付け基壇」が存在するが、それは周堀の有無と関わる可能性がある、③「付け基壇」は見かけ上の3段築成を志向した可能性がある、④前方部前端を重視した墳丘構造、の4点を指摘した。