2016年4月 - 2019年3月
組織特異的プリン代謝状態と生活習慣病の関連の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
5種の組織特異的XORKOマウスを作出し、各臓器のXOR活性および血漿におけるXOR活性を検討したところ、骨髄・脾臓で顕著な活性低下、血管内皮などの諸臓器での活性低下、肝臓のみほぼ完璧な活性低下、白色、褐色脂肪での中等度活性低下、小腸で顕著な活性低下を示すマウスを得た。血漿XOR活性は骨髄、肝臓の活性低下時に顕著に低下しており、小腸での活性低下でもやや低下傾向であった。
そして、骨髄でのXOR活性低下を生じたマウスでは耐糖能に優れ、褐色脂肪重量の低下がみられたが、この脂質燃焼性の変化はUCP-1非依存性であると考えられた。
そして、骨髄でのXOR活性低下を生じたマウスでは耐糖能に優れ、褐色脂肪重量の低下がみられたが、この脂質燃焼性の変化はUCP-1非依存性であると考えられた。
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- 課題番号 : 16K09791
- 体系的課題番号 : JP16K09791