共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2009年

卵巣に存在する概日時計の生理的役割の解明

文部科学省  科学研究費補助金(特別研究促進費, 基盤研究(C))  特別研究促進費, 基盤研究(C)

課題番号
19599001
体系的課題番号
JP19599001
配分額
(総額)
4,317,872円
(直接経費)
3,782,979円
(間接経費)
534,893円
資金種別
競争的資金

哺乳類では、視床下部の視交叉上核に存在する概日時計が、末梢組織に存在する概日時計の位相を調節すると考えられている。しかし、その調節の方法はほとんどわかっていない。本研究では、ラット卵巣をモデル器官とし、LHが卵巣に存在する概日時計の位相を調節することを生体レベルで検討した。薬理学的あるいは外科的な方法により、生体内のLH濃度を一定に保つと、卵巣における概日リズムの振幅は著しく減衰することがわかった。この結果は、LHが卵巣における概日時計の振動維持に必要であることを強く示唆する。

リンク情報
URL
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19599001.ja.html
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19599001
ID情報
  • 課題番号 : 19599001
  • 体系的課題番号 : JP19599001