2008年
テレビ会議システムによる遠隔地発達支援の取り組み(1)その可能性と制約条件について
北海道大学大学院教育学研究院紀要
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- 巻
- 0
- 号
- 106
- 開始ページ
- 53
- 終了ページ
- 60
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14943/b.edu.106.53
- 出版者・発行元
- 北海道大学大学院教育学研究院
我々は,都市部と郡部における発達支援の機会や情報の格差を是正し,なおかつ生きる主体それぞれに適切な支援を作り出すための支援方法を模索している。その中で,テレビ会議システムという遠隔通信システムを遠隔支援のための技術に転用し,その上で地域の発達支援センターにおける支援の方法論の一つとしての,ペアレントサポートプログラムを開発している。本論においては,地方の発達支援の最前線である発達支援センターを舞台として,どのような観点において遠隔支援システムが必要であり,その上で導入可能なプログラムがどのようなものになるかを整理し,それを開発し試行する上での前提条件や制約条件を詳述し,現在の所の我々の到達点について述べる。様々な個性を持つ地方の療育の中で,それが導入され,広く役に立ち,しかも個別性を追求していくことができるようなプログラムとして機能するための,実際の方法論や背景の理念などについても述べる。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.14943/b.edu.106.53
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120001014738
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12219452
- ID情報
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- DOI : 10.14943/b.edu.106.53
- ISSN : 1882-1669
- CiNii Articles ID : 120001014738
- CiNii Books ID : AA12219452